学習活動の様子をお知らせします!

こだわりと情熱を感じた「デーリー東北」訪問

 私は、前日の深夜、サッカーW杯で日本がドイツに勝つ瞬間を見ていました。
 翌日デーリー東北新聞社さんにいくことになっていた私の頭の中には、喜びと同時にこの記事は明日の朝刊に間に合うのか?どうやって間に合わせるのだろう?という疑問が渦巻いていました。

 そんなわけで、
今日は、6年生の子供たちと一緒に新聞ができるまでの過程をわくわくしながら学んできました。 

 

 新聞作りの仕事は、そのほとんどが夕方から深夜にかけての作業だそうです。
 
原稿の締切は0時。「ぼくは寝ている時間だな。」とぼそっと呟いた児童がいました。

 そして、締切に間に合わせるように記事を書き、何度もチェックをし、印刷も気温や湿度にまで気を遣ってきれいな読みやすい紙面作る過程を教えていただきました。
 
 ちなみに、昨晩のW杯の記事の締切は特例の午前1時30分。そこからの編集作業を行って朝刊に間に合わせたのだそうです。今日の朝刊の記事の編集画面を見せていただき、新聞と見比べた子供たちは、その作業の細かさと現実感に、「同じだ。」「すげえ。」「これやってたの。」と驚きを隠せません。

 朝一番に私たちの家庭に、新しくて、正確な情報を届けるための様々な工夫やこだわり、そしてそれを支える情熱を肌で感じた子供たちは、「明日は何が載っているかな?」と期待が膨らみます。もちろん、訪問者として自分たちの写真が載ることも期待感のアップに貢献していることは言うまでもありません。