学習活動の様子をお知らせします!

ヘルメット着用での避難訓練

   

今回の避難訓練の目玉は、PTAの協力を得て整備したヘルメットの活用です。

 実を言うと、私たちは、安全を考えて購入したはいいけれど、子供たちは何か頭に乗せられたようで嫌かな、被って避難することができるかななど、活用されるのか少し心配していました。

 しかし、写真にも写っているように、実際に避難してくる子供たちを見てほっとしたのは言うまでもありません。ちゃんとヘルメットを被って落ち着いて避難してきたのです。
 
 担任の先生方に聞いてみると、その訳がよく分かりました。
 先生たちは、子供たちがヘルメットをかっこいい!と思って被ってくれるように事前に様々な工夫をしていたのです。
 ヘルメットを被ってヒーローごっこをしてみたり、ポーズを決めて写真撮影をしてみたり、怖いものじゃない、嫌なものじゃない、何かかっこいいかも、そういう気持ちでヘルメットの着用を受け入れてくれるようにしていました。その写真を見せてもらって、今回のヘルメット着用率の高さは納得がいきました。

 安全につながる行動は、訓練の時間だけ頑張っても身に付くものではありません。地味ですが、そういう小さなことの積み重ねが、いざというときに安全に避難する行動につながります。
 行動できるための準備をコツコツ積み上げることの大切さを今回の避難訓練で学びました。
 このことは、他のことでも同じですね。
 

注)遊びに使ったのはあくまでもヘルメットを受け入れるための手段です。遊び道具にしているわけではありませんので、誤解のないようにお願いします。普段は教室に整然と設置されています。