学習活動の様子をお知らせします!

在校生の手で会場準備

 来週末に迫った卒業式のため、会場準備が行われました。
 予定では、教員が行う予定でしたが、中学部1年生が体育館の準備を買って出てくれました。
 ありがとう。

 私も準備の様子を見に行きましたが、作業用のかっこいい軍手をはめて、やる気満々で体育館に集まってくる生徒たちを見て、頼もしいなあと思いました。

 紅白幕を広げる。               フックに掛ける。

  
 長い紅白幕を掛けるには、表裏を確認して広げ、ピンと張りながらフックに掛けていく作業が必要です。これは一人では難しいので、声を掛け合いながら協力して動くことが大切です。

 いすを運び、並べる。             カーペットのごみをとる。                    
 
 
 いすを運ぶには体をうまく使わなければなりませんし、並べるにはよく見て周りに合わせることが大切です。カーペットのごみ取りは、ごみをねらって丁寧にコロコロしなければなりません。

 つまり、「聞く」、「話す」、「相手に合わせる」、「よく見る」そして「体を器用に使う」といった普段の学習活動でがんばっていることを総動員して活動する場です。

 学校で「お手伝い」を大切にしているのは、学習の成果を生活の中で生かすことによって実践的、応用的な力を発揮してほしいと願っているからです。

 年齢が上がると、今回の会場準備のように、みんなのための「仕事」としてやってもらうと、意欲を持って取り組むことができ、学習の成果を生かすことにもつながりやすいのかなと思います。

 学校でも、家庭でも、できれば地域社会の中でも何か「仕事」を見つけて取り組んでいきたいですね。
 そして、感謝の言葉を忘れずに。それが子供たちの力になります。 

 お陰様で卒業式の会場が整いました。中学部1年生の皆さん、ありがとうございます。