学習活動の様子をお知らせします!

「いも」という宝物探し

 畑の作物の収穫は、もう終わったのかなと思っていたら、最後の最後に大物の収穫が残っていました。
 「さつまいもを掘るぞ!」という気合いの声とともに小学部の児童たちは畑の土を手で掘り始めました。
 
 
 しばらくすると、「あった」、「おおきい」という歓声とともに、さつまいもがどんどん姿を現します。
 「見て見て!」あちらこちらで子供たちが嬉しそうにさつまいもを掲げています。
 
 
 その得意げな顔、ウキウキの体の動きを見ると、私たち大人も気分が高揚してしまいます。子供たちのその顔が見たくて大人たちも必死でいもを探していました。

 いいだけ掘って、「あった」の元気な声が聞こえなくなってきました。
 
私は、もうないだろうと思って見ていたのですが、子供たちはまだまだあきらめていません。まだあると信じて、必死で土の中を探しています。
 「もういいんじゃない?」という教師の言葉も耳に入っているのかいないのか。
 
 そんな中でまた「あった!」という声が上がると、負けじと力が入る子供たち。

 宝探しのようなわくわく感、収穫の達成感の虜になってしまった子供たちでした。

 こういう経験を積み重ねて、次にとり組むときには更に充実した活動が展開できるのだと思います。
 1年1年、一つ一つのことにそのときの精一杯の力で取り組む姿を目指して、これからも学習活動を展開していきたいなと思います。