学習活動の様子をお知らせします!

八二養の日々

202/09/29 前期終業式が行われました

本日、令和5年度前期終業式が体育館で行われました。
ここ数年は、感染症拡大予防のため、会場を分けて、テレビ会議システムを使って行ってきました。

数年ぶりに、小学部1年生から中学部3年生まで全校児童生徒や教職員が体育館に集まりました。

椅子を自分でもって廊下をきちんと並んで歩き、先生のお話をよく聞いて、自分の場所に集まることができました。

 

 

久しぶりに椅子を持っての移動ということもあり、予定時間に始められるか心配していましたが、予定時間3分前には、着席完了していました。

 

 


司会が司会の場所のマイクの前に立つと、みんなの姿勢が一斉に司会者に集まってきました。子供たちがもっている力にただただ感動してしまいました。

 

 


校長先生からは、前期にがんばったことをたくさん褒めていただきました。

 

 

校長先生のお話のスライドの最後に「拍手」のイラストが出ると同時に、会場にいるみんなが自分のがんばりや友達のがんばりに一斉に拍手をしました。
その拍手の大きさを聞いて全員で集まって行う良さを改めて感じることができました。

 

 

本校の通信簿である「学習の記録」には、前期でがんばったこと、できるようになったことなどがたくさん書かれてあります。家庭等に帰って、保護者の皆さんからたくさん褒めてもらえたらいいなと思いました。

2023/09/15 収穫体験学習 in 名久井農業高校

本校小学部4年生児童が名久井農業高等学校に収穫体験交流学習へ行ってきました。
暑い日でしたが、みんな楽しみにしていて笑顔いっぱいでした。

挨拶を終え、畑に行き自分で選んだ大根を高校生のお兄さんお姉さんに教えてもらいながら大根を抜きました。


「とったぞー。」
先日、事前学習で勉強していたので、自信をもって引き抜くことができました。


その後は水でゴシゴシ洗って土を落とし、きれいに洗って新聞紙で包んで袋に入れました。

 

お土産にと、ビニール袋いっぱいのジャガイモもいただきました。

2本の大根とジャガイモは重かったけれど、みんな落とさずに大事そうに抱えて家に持って帰りました。

どんな料理になったかな?

名久井農業高校の皆さん、ありがとうございました。

2023/08/31 収穫体験交流会の事前学習会

9月中旬に
本校小学部4年生が、名久井農業高校を訪問して
「収穫体験交流学習」を行います。

実際に訪問する前に、収穫について知って欲しいと
名久井農業高校生3名が来校し、事前学習会を開いてくれました。

 

高校生は、
収穫する物を写真で紹介したり、
収穫する物に関連するクイズを出したりしてくれました。

本校の児童は、目を輝かせて話を聞いています。
「大根の三択クイズ」に、元気よく手を上げて答えていました。

最後に大根の抜き方や洗い方を本物の大根を使って実演してくれました。

 

最後に、葉が付いた大根を児童が直接触って確かめました。
触ることにより、冷たさ、かたさ、すべすべ感、重さなどいろいろ感じ取ることができました。

 

 

収穫当日の再会を約束して会を閉じました。

この事前学習会があったからこそ、本校児童は見通しをもって収穫できると思います。
そして、収穫した大根を大事に抱えながら学校に戻ってくる姿が思い浮びます。

こんな「わくわく」した、いい時間を過ごすことができました。
名久井農業高校の皆さん、ありがとうございました。
交流会当日は、どうぞよろしくお願いします。

内科検診

先日、小学部の内科検診がありました。

病院やお医者さんのことが好きな児童、苦手な児童どちらが多いと思いますか?
私の予想では後者の方です。



本校では、特に苦手な児童のために、検診の前に、いつやるのか、どこでやるのか、なにをやるのか、どのような順番でやるのかなど、しっかり見通しがもてるように事前の学習を行っています。

事前の学習をして分かったつもりでも、会場前に並んで順番待ちをしていると
そわそわしている児童が多く見受けられます(特に低学年)。


検診会場に向かう1年生


でも、友達の受診している姿を見たり、先生に安心させてもらったりして、がんばって受診し
「あ、できた」という経験を積み重ね、成長していきます。

令和5年度入学式


 昨日、小学部・中学部の入学式が行われました。

 通常ですと、特別支援学校の入学式は、小学部や中学部、高等部など複数の学部が合同で入学式を行うのが通例だと認識しています。
 ここ数年はコロナウイルス感染予防のため、各学部に分かれて、しかも、入学生と保護者、関係職員と参加者が限定され、こぢんまりとした式となっていましたが、新入生一人一人にスポットが当てられているようで、個人的には、それはそれでいいなと感じていました。
 青森県のコロナのレベルが1となり、本校の入学式は、小学部、中学部に分かれて実施されましたが、小学部は、5年生と6年生が、中学部は、2年生と3年生がそれぞれ参加し、大勢で新入生の入学をお祝いすることができました。

 まずは、中学部の入学式。
 


2週間前に本校小学部や小学校を卒業した子供たちが、少し大きめの制服を着て入場してきた姿を見て、初々しさを感じながらも、中学部3年間でどんなふうに成長してくれるのかなという期待感の方が大きくなりました。

 そして小学部。


保護者と手をつないで、初めて入る体育館や、在校生をみながら、かわいらしく一歩一歩歩いている姿に、とても微笑ましく思いました。
一日でも早く、学校生活に慣れて、わくわくドキドキしながらいろいろなことを経験し、できることを増やしていって欲しいと思います。

数年ぶりに、在校生も会場に入っての入学式。新入生と在校生、それぞれが仲間であることを意識して、感じることも多かったのではないかと思います。
やはり、入学式や卒業式はたくさんの人で、お祝いしてあげられる環境が必要であると感じました。