学習活動の様子をお知らせします!

八二養の日々

不審者対応訓練

 児童生徒下校後、学校に不審者が侵入したことを想定した訓練を行いました。
 感染症対策のため、警察の方をお招きして実技を行うことはかないませんでしたが、DVDを視聴して対応をしっかり確認しました。

  

<保護者の皆様へ>
 感染症対策、防犯の両面から、遅刻、早退、忘れ物を届けに来たなどの場合は、玄関での対応とさせていただいておりますので御理解と御協力をお願いします。
 ※PTA活動、参観日などの場合は、所定の手続きを踏んで入校いただいていますので御安心ください。

競り合う楽しさ

 
 校舎2階の窓から見える櫻が満開です(桜の木は、お隣のうみねこ塾さんのもの・・・借景です)。

 そんな中、今日はある児童に誘われて、朝のランニングに行きました。
 外という空間で、距離が保たれていれば、声を掛け合ったり、一緒に走ったりすることが出来ます。
  

 苦しい?イメージの強いランニングですが、みんなそれぞれのペースで楽しそうに走っています。
 誰かと一緒に走るって楽しいですよね。
 ※校内では、感染防止対策のため、学級ごとの活動が基本となっており、他の学級の子供との関わりが少ない状況だったので、一緒に走る喜びは格別です。

 誘ってくれた子も私の姿を見つけると、「早く走ろう!」と誘ってくれました。そして、心がウキウキするのか、ペースアップして走るのです。
 気持ちが走りに表れているなあと思いながらペースを合わせて走っていると・・・6年生の男子がペースを上げて私の横に並び、ちらっとこちらを見ると、すっと前に出て走っていきます。その挑発に乗ってしまいました。

 ゆっくり走っている子供たちをどんどん追い抜きながらまさに競り合いでした。さすがに6年生にもなると速いです。40半ばを過ぎたおじさんは最後には諦めてしまいました。

 走り終わった後、競り合った6年生の男の子から「また明日も勝負しましょう。」と誘いを受けました。
 競り合って『勝った』ことが嬉しかったようです。「もっと、もっと」という気持ちが見られると私も嬉しくなります。
 簡単に連戦・連勝を許してしまっては、競り合う楽しさも半減してしまうでしょうから、私も体調を整えてしっかり競り合い、時には勝つことができるようにがんばろうと思います。
 
 
 

緊張を乗り越えて

 第1回の全校集会が行われました。
 ※今年も感染防止対策のため、しばらくは放送等を活用した実施になります。
 校長先生のお話
 
 
 本校では、生徒会会長、副会長が司会進行を務めています。
 昨年度末に当選し、今回が実質的に初仕事となる3名の生徒が職員室の放送機器の前に集まってきました。
 
 普段からおしゃべり好きな生徒たちなのですが、今日はいつにも増して口数が多いように感じました。「緊張する。」「笑いが止まらない~。」いつもと違う、なかなか味わうことのない緊張感から気持ちの安定を保つのが難しいのだろうなと思いました。
 
 しかし、さすが選挙で選ばれた精鋭とあって、本番前には落ち着きを取り戻し、仕事をきっちりやり遂げました。
  生徒たちは、集会が始まる直前まで何度も練習を繰り返していました。緊張を乗り越えようとして彼らなりに考えて行動していたのだと思います。


 私の隣に座っていた教頭先生は、「きれいな声だな。」と思わず独り言を漏らしていましたが、私も同じことを感じていたので、うれしくなりました。

 これからも様々な壁にぶつかったり、一歩がなかなか踏み出せなかったりすることがあるかもしれません。そんなときは、今回のように乗り越えるための工夫をしながら、たくましく成長してほしいと思います。

ちょっとを引き出す工夫~歯科検診から~

 歯科検診が行われました。
 

 子供たちにとっては、検診の中でも一番ハードルの高い検診ですね。
 
 苦手意識を持つことが多い検診ですが、
 「ちょっとがまん。」して、「なんだこんなもんか。」という経験を重ねることが大切だと思います。
 
 ちょっとがまん・・・の「ちょっと」がなかなか難しいのですが、今日も子供たちのちょっとのがまんをうまく引き出そうと、先生たちはあの手この手で子供の気持ちを軽くしようとがんばっています。
 
 ある学級では、絵本を目線の上の方に提示して、顔を上げてもらうように工夫していました。確かに、体に力が入るとぎゅっと丸くなる方に力が入ってしまいますから、なかなかいい工夫だなと思いました。
 

 そんな工夫もあって、みんな今までより「ちょっと」頑張りを見せて歯科検診に臨むことが出来ました。

 歯科検診の取材の際に2年間追いかけてきた子(一昨年、昨年の歯科検診の記事を御覧ください)は、今回「できたぜ!」とガッツポーズを見せていました。
 毎年ちょっとずつのがまんの経験を重ね、こんなもんだと理解できたのかなと思います。

 歯科検診に限らず、ちょっとのがまん、頑張りの中で得られる安心感や達成感の中で成長していくのかなと思います。
 今回の様々な工夫のように、ちょっとを上手に導いてあげることを大切に子供たちと関わっていきたいなと思います。

交通安全教室

 新年度が始まり、通勤の時にいつもすれ違っていた車を見なくなりました。
 逆に新たに出会うようになった人もいます(ぴかぴかのランドセルを背負った小学1年生や真新しい制服の中学生などです)。

 これまで慣れ親しんだ環境から少し違う環境に身を置くことになるのでいつも通りの動きでも、ちょっと違ったことが起きてしまうかもしれません。

 
 本校でも、この時期に交通安全について学習する機会を大切にしています。
 
 今日は小学部の「交通安全教室」が行われました。
 
 最初は、学校の敷地内の横断歩道でで安全確認の練習。
 私が見たのは4年生の子供たちでしたが、3年の積み上げは大きいなと思いました。
 1年生の時の様子とはまるで違うのです。「右、左、右」という先生の声に合わせてしっかり安全確認をしています。
 
 これなら道路でも大丈夫。自信をもって学校の前にある道路の横断に取り組みました。
 
 立派だなと思ったのは、「右、左、右」の確認が形だけではないということ。
 遠くから車が近付いているのに気付き、2歩前に出たところから戻ってくるという様子が見られました。本質を理解しているなとうれしく思いました。

 普段の授業の中でも、形だけ出来たように見えることに止まらず、本当に役に立つ力が身に付くように関わっていきたいなあと思いました。