学習活動の様子をお知らせします!

八二養の日々

学校再開

 本校でも5月7日(木)から学校が再開されました。4月20日(月)から、ゴールデンウィークを挟んで17日間友達と会えない日が続いたこともあって、登校時の玄関では子供たちが笑顔で再会を喜ぶ姿が見られました。止まっていた校舎の空気が一気に動き始めた感じです。学校はこうでないと!
 さて、再開にあたって、校長先生からお話いただいた中で3つのお願いがありました。
 1 授業は学級単位で。
 2 マスク、手洗いの徹底。
 3 定期的な換気。        です。
 このお話を聞いたあと、各学級では、実際にマスクの付け方を確認したり、手洗いの仕方を練習したりして、「咳エチケット」、「手洗い」などについて学習しました。
 また、学習が終わったあとのことですが、子供同士で協力して大きなモニターを片付ける姿が見られました。いつもなら「がんばっているな」と見るだけだったと思います。しかし、長い休業のあとということ、とても楽しそうに声を掛け合いながら働いていることが重なると、友達がいる、一緒にできるってやっぱりいいなあとしみじみ感じてしまいました。

  

小学部発育測定が行われました。

 発育測定が行われる音楽室に入ってくる子供達を見て、つい、「大きくなったね。」と声を掛けたくなるぐらい、子供の成長のスピードに感心してしまいました。
 広い音楽室に、1学級(5人前後)ずつ入り、前の人と間隔を空けて並ぶことを意識しながら、測定をしていました。そういう行動の調整も上手になったんだなと、改めて感じました。
 休校の影響か?体重が気になる子が少し多かったのですが、今年度から始まった朝の体育の時間の学習活動を通して、運動の楽しさを感じ、たくさん体を動かしながら、適正体重をめざすことはもちろん、健康な体作りを進めていきたいと思います。感染症対応の中、工夫して運動している様子は、後日お伝えします。
 
  

もうすっかりなじんでいます。

 2日前に入学したばかりの小学部1年生。まだそわそわ落ち着かないのかな?と思いながら教室をのぞいてみると・・・
 なんと、上手に折り紙を折っている子がいました。思わず教室にお邪魔して、「何作ってるの?」と聞いてみると、元気な声で「ひこうき!」と返ってきました。もちろん、できあがった飛行機を飛ばして盛り上がりました。
 そんなやりとりを見ていた別の子が、担任の先生に「くろ(い折り紙をください)」とお願いして自分も作りたいと伝えていました。自分の思いを伝えることって大切ですね。担任の先生は、「飛行機飛ばし大会ができそうだね。」と子供達の様子を見ながら想像を膨らませていました。子供たちの姿とそこからヒントを得て活動を発展させる教師の思考が見られたとてもいい瞬間でした。
 別の学級では、課題学習に取り組む姿がありました。やるべきことが分かって集中して取り組む姿を見て、入学したばかりとは思えない落ち着きを感じました。これからの成長に、期待大です。

   

楽しい給食と努力

 4月8日(水)から給食が始まりました。1か月あまり給食を食べることができなかった児童生徒、教師共にこの日を楽しみにしていたようです。給食を食べたときのみんなの顔は本当にうれしそう。友達や先生と一緒に食べるだけで気持ちが上がりますね。今日は、1年生も初の給食、みんないい顔して食べていました。
 その裏で、300食あまりの給食を各教室へどうやって運ぶのか・・・新型コロナウィルスに突きつけられたこの課題を、先生方、事務室の職員一丸となってクリアしたことをお知らせしておきたいと思います(いつもは食堂で食べていますが、各教室へ分散しての給食となりました)。
 運ぶための台車制作(事務部)、綿密な運搬計画とリハーサル(教員)、そして司令塔の栄養士、厨房の皆さんも総力を挙げて時間と闘ってくれました。その姿を見ていると、給食のありがたみをいつも以上に感じました。ありがとうございます。


     

令和2年度 入学式

 小学部18名、中学部24名の新入生を迎え、令和2年度入学式が行われました。
 今年は、感染症予防のため、中学部を先に、小学部を後にと時間をずらして行うことにしました。また、座席と座席の間隔を空けて座ったため、少しさみしい感じになるのかなと心配していましたが、逆に一人一人の姿がよく見え、際立つといううれしい誤算もありました。
 中学部の新入生は、起立や着席の号令に合わせた動きが素晴らしく、これからの3年間の成長に大きな期待を持たてくれました。
 小学部の新入生は、呼名に手を挙げたり、大きな声で返事をしたり、元気いっぱいの姿を見せてくれました。
 これからみんな仲良く、楽しく毎日を過ごしていきましょう。よろしくお願いします。