学習活動の様子をお知らせします!
八二養の日々
令和3年度スタート
本日、始業式が行われ、令和3年度がスタートしました。
校長先生は、式辞の中で、
「手洗いや手指消毒を徹底し、みんなで「健康」で「安全」な学校を作りましょう、そして、安心して皆さんの「考える力」を発揮し、アイデアあふれる学習が展開されることを期待しています。」とお話しました。
感染症の不安が消えない中、本校教職員、児童生徒がみんなでお互いの安全と安心を守れるようにしなければならないのだと改めて身の引き締まる思いがしました。子供たちも同じように感じてくれたことでしょう。校長先生を見つめる目は真剣そのものでした。
そんな姿を見て、ある先生が、新3年生が立派すぎて・・・と話していました。確かに。
自分たちが最上級生であるという気持ちがそうさせるのでしょうか?
置かれた環境で人は育つという面もあるのだなと思いました。そういう意味では、制限のある中でも様々な環境に子供たちを置いてあげられるようにしていかなければならないなと気持ちを新たにしました。
さて、今日は新任式も行われました。
令和3年度は36名の新任の先生方をお迎えしました。・・・多いですね。

でも、新任者代表挨拶で外崎教頭先生がお話しになったとおり、人と会う回数、話す回数が多くなれば仲良くなれるはずです。
「PTA新聞の職員紹介号(5月発行)を見ながら一人一人確認して話し掛けてみましょう。」という実行に移しやすい具体的な提案もありました。実際にやってみましょう!
校長先生は、式辞の中で、
「手洗いや手指消毒を徹底し、みんなで「健康」で「安全」な学校を作りましょう、そして、安心して皆さんの「考える力」を発揮し、アイデアあふれる学習が展開されることを期待しています。」とお話しました。
感染症の不安が消えない中、本校教職員、児童生徒がみんなでお互いの安全と安心を守れるようにしなければならないのだと改めて身の引き締まる思いがしました。子供たちも同じように感じてくれたことでしょう。校長先生を見つめる目は真剣そのものでした。
そんな姿を見て、ある先生が、新3年生が立派すぎて・・・と話していました。確かに。
自分たちが最上級生であるという気持ちがそうさせるのでしょうか?
置かれた環境で人は育つという面もあるのだなと思いました。そういう意味では、制限のある中でも様々な環境に子供たちを置いてあげられるようにしていかなければならないなと気持ちを新たにしました。
さて、今日は新任式も行われました。
令和3年度は36名の新任の先生方をお迎えしました。・・・多いですね。
でも、新任者代表挨拶で外崎教頭先生がお話しになったとおり、人と会う回数、話す回数が多くなれば仲良くなれるはずです。
「PTA新聞の職員紹介号(5月発行)を見ながら一人一人確認して話し掛けてみましょう。」という実行に移しやすい具体的な提案もありました。実際にやってみましょう!
修了式&離任式
令和2年度の登校も今日が最後でした。
修了式では、修了証書授与の際の、呼名に対する返事、起立がポイントです。
みんなそれを意識してしっかりがんばりました。

もう一つがんばっていた生徒たちがいます。いつも元気で、先生が何か言うと「はい!」と元気に返事をする生徒たちです。「返事の場面ではいいけど、その他の式中は静かにね。」前日に担任の先生と確認し、がんばるぞ!と気合いを入れていた子供たちです。
そういうことを意識してか、式中の顔がとても真剣です。私は、司会をしながら、その真面目な努力を見て、つい表情が緩んでしまいました。ついやってしまうことを意識してがまんできることはとても立派なことですね。私も見習わなければいけないなと思います。
さて、1年の終わりにはお別れもつきものです。修了式に続いて離任式も行われました。
新型コロナウイルスの影響で、あまり接触できないのが残念ですが、最後は花道を作って、拍手でお見送りしました。

大好きな先生と別れるのは寂しいけど、それぞれに新しい環境でがんばっていきましょう。
修了式では、修了証書授与の際の、呼名に対する返事、起立がポイントです。
みんなそれを意識してしっかりがんばりました。
もう一つがんばっていた生徒たちがいます。いつも元気で、先生が何か言うと「はい!」と元気に返事をする生徒たちです。「返事の場面ではいいけど、その他の式中は静かにね。」前日に担任の先生と確認し、がんばるぞ!と気合いを入れていた子供たちです。
そういうことを意識してか、式中の顔がとても真剣です。私は、司会をしながら、その真面目な努力を見て、つい表情が緩んでしまいました。ついやってしまうことを意識してがまんできることはとても立派なことですね。私も見習わなければいけないなと思います。
さて、1年の終わりにはお別れもつきものです。修了式に続いて離任式も行われました。
新型コロナウイルスの影響で、あまり接触できないのが残念ですが、最後は花道を作って、拍手でお見送りしました。
大好きな先生と別れるのは寂しいけど、それぞれに新しい環境でがんばっていきましょう。
生徒会役員任命式
修了式の前に、中学部では、生徒会役員任命式が行われました。
新しい生徒会長、副会長が壇上で校長先生から任命書を受け取りました。

私はフロアから生徒の背中を見ていたのですが、任命書を受け取る生徒の手に力が入っているのを感じ、どんな顔で受け取っているのだろうと興味が湧いてきました。
そこで、カメラマンという特権で、ステージに上がり、校長先生の後ろから撮影することにしました。

思った通り、引き締まったいい表情で、校長先生と目で会話しているかのような任命書の受け渡しでした。「頼むよ」「はい、任せてください」、声はなくてもそういう思いがビシビシと伝わってきました。
令和3年度の生徒会活動に期待しましょう。
新しい生徒会長、副会長が壇上で校長先生から任命書を受け取りました。
私はフロアから生徒の背中を見ていたのですが、任命書を受け取る生徒の手に力が入っているのを感じ、どんな顔で受け取っているのだろうと興味が湧いてきました。
そこで、カメラマンという特権で、ステージに上がり、校長先生の後ろから撮影することにしました。
思った通り、引き締まったいい表情で、校長先生と目で会話しているかのような任命書の受け渡しでした。「頼むよ」「はい、任せてください」、声はなくてもそういう思いがビシビシと伝わってきました。
令和3年度の生徒会活動に期待しましょう。
受賞おめでとう3
またまた、受賞の報告です。
第18回全日本年賀状大賞コンクール版画部門小学校4~6年生の部で、小学部6年生の齋藤翔さんが審査員特別賞を受賞しました。

いつも飛行機や車など緻密な絵を描いているのは見ていました。版画でも繊細な表現が出来るんだな~と感心してしまいます。
今日は、本校の離任式に出席したあと校長室で校長先生から賞状を授与されました。
授与されるときも、一つ一つの動きがピッ、ピッとかっこよく、翔くんらしさ全開の授賞式となりました。

中学部でも、らしさを発揮して活躍してほしいです。
第18回全日本年賀状大賞コンクール版画部門小学校4~6年生の部で、小学部6年生の齋藤翔さんが審査員特別賞を受賞しました。
いつも飛行機や車など緻密な絵を描いているのは見ていました。版画でも繊細な表現が出来るんだな~と感心してしまいます。
今日は、本校の離任式に出席したあと校長室で校長先生から賞状を授与されました。
授与されるときも、一つ一つの動きがピッ、ピッとかっこよく、翔くんらしさ全開の授賞式となりました。
中学部でも、らしさを発揮して活躍してほしいです。
音読発表会
もうすぐ令和2年度も終わりです。
今年がんばってきたことのまとめをしている学級がたくさんありました。
その中で、目にとまったのが「音読発表会」です。
卒業生の担任の先生を審査員に招いて、日頃の練習の成果を発表しようという試みです。
いつもと違う人が教室にいることで、子供たちの様々な気持ちの動きが見えます。発表会が始まる前に、練習している子供たちは、緊張していたり、張り切りすぎていたりいつもの力を発揮できるかな?と感じるところもありました。
しかし、担任の先生たちが言葉を掛けると見事に気持ちを切り替えて自分の持っている力をしっかり発揮して音読発表に臨むことができていました。
後から考えると、担任の先生たちはそういう心の動きも織り込み済みで、発表の機会を用意したのかなと思いました。

当たり前と言われればそれまでですが、一人一人の力を発揮できるように一人一人の状況に応じて言葉を掛けたり、ときには環境を変えて切り替えを促したりすることが私たちの大事な役割です。長く関わってきた担任の先生だからこそ、出来る関わりというのがあるのだなと改めて感心しました。
そして何よりも、担任からの関わりにしっかり応えてくれた子供たちの成長も感じ取ることができました。音読発表の出来はもちろんですが、それ以上に1年の学習の成果を見せてもらったなと思いました。
新しい1年は新しい環境で始まることが多く、今回のような絶妙な支援はもしかしたら最初から期待できないかもしれません。見方によっては、積み上げ式に成長することに関しては少し停滞するように見えるかもしれません。でも、新しい環境で新しい関係性を作り、その中で自分の力を発揮できるようになっていくことは、横方向への成長を広げ、その後の積み上げの確固たる土台になってくれることでしょう。
新しい環境に不安を感じるかもしれませんが、これまでの学びを生かし、自分の幅を広げる機会だと思って子供たちには様々なことに挑戦してほしいです。
保護者の皆さんには、これまで身に付けてきたの子供の力を信じて送り出していただければありがたいと思います。
今年がんばってきたことのまとめをしている学級がたくさんありました。
その中で、目にとまったのが「音読発表会」です。
卒業生の担任の先生を審査員に招いて、日頃の練習の成果を発表しようという試みです。
いつもと違う人が教室にいることで、子供たちの様々な気持ちの動きが見えます。発表会が始まる前に、練習している子供たちは、緊張していたり、張り切りすぎていたりいつもの力を発揮できるかな?と感じるところもありました。
しかし、担任の先生たちが言葉を掛けると見事に気持ちを切り替えて自分の持っている力をしっかり発揮して音読発表に臨むことができていました。
後から考えると、担任の先生たちはそういう心の動きも織り込み済みで、発表の機会を用意したのかなと思いました。
当たり前と言われればそれまでですが、一人一人の力を発揮できるように一人一人の状況に応じて言葉を掛けたり、ときには環境を変えて切り替えを促したりすることが私たちの大事な役割です。長く関わってきた担任の先生だからこそ、出来る関わりというのがあるのだなと改めて感心しました。
そして何よりも、担任からの関わりにしっかり応えてくれた子供たちの成長も感じ取ることができました。音読発表の出来はもちろんですが、それ以上に1年の学習の成果を見せてもらったなと思いました。
新しい1年は新しい環境で始まることが多く、今回のような絶妙な支援はもしかしたら最初から期待できないかもしれません。見方によっては、積み上げ式に成長することに関しては少し停滞するように見えるかもしれません。でも、新しい環境で新しい関係性を作り、その中で自分の力を発揮できるようになっていくことは、横方向への成長を広げ、その後の積み上げの確固たる土台になってくれることでしょう。
新しい環境に不安を感じるかもしれませんが、これまでの学びを生かし、自分の幅を広げる機会だと思って子供たちには様々なことに挑戦してほしいです。
保護者の皆さんには、これまで身に付けてきたの子供の力を信じて送り出していただければありがたいと思います。
受賞おめでとう 2
先日に続き、うれしい報告です。
12月1日付けの記事で紹介した和田樹夜さんの作品が、日本学校歯科医師会が主催する歯・口の健康に関する図画・ポスターコンクールに青森県代表作品として出品され、佳作となりました。
おめでとうございます。
今日は、デーリー東北の記者さんが取材に来て、いろいろ質問されていました。
樹夜さんのインタビューを聞いていて印象に残ったのが、「僕は、絵を描くのが大好きです。」と元気な声で応えていたことです。
樹夜さんの絵はとても迫力があり、まさに元気を感じます。色もとてもよく考えて丁寧に、リアルに塗られています。審査した人も、「絵が好き」という気持ちと彼の「元気さ」がよく表現されているところに惹かれたのではないかと想像しました。

これからも自分の思いを存分に表現してほしいなと思います。次はどんな作品が見られるのか、楽しみにしています。
12月1日付けの記事で紹介した和田樹夜さんの作品が、日本学校歯科医師会が主催する歯・口の健康に関する図画・ポスターコンクールに青森県代表作品として出品され、佳作となりました。
おめでとうございます。
今日は、デーリー東北の記者さんが取材に来て、いろいろ質問されていました。
樹夜さんのインタビューを聞いていて印象に残ったのが、「僕は、絵を描くのが大好きです。」と元気な声で応えていたことです。
樹夜さんの絵はとても迫力があり、まさに元気を感じます。色もとてもよく考えて丁寧に、リアルに塗られています。審査した人も、「絵が好き」という気持ちと彼の「元気さ」がよく表現されているところに惹かれたのではないかと想像しました。
これからも自分の思いを存分に表現してほしいなと思います。次はどんな作品が見られるのか、楽しみにしています。
受賞おめでとう
中学部2年國分優希さんの作品『大きな観覧車』が、「りそなグループ賞造形・美術部門」を受賞しました。
おめでとうございます。
優希さんの作品『大きな観覧車』 賞状 メダルと盾

※「りそなグループ賞」とは
令和2年度で27回目を迎える全国特別支援学校文化祭において優れた作品に贈られる賞の一つです。
「文部科学大臣賞」「文化連盟会長賞」そして「りそなグループ賞」を受賞した作品は、全国特別支援学校長会令和4年カレンダーに採用され、全国に配布されます。
また、令和3年2月以降りそなグループ東京及び大阪本社などで展示された後、令和3年7月に和歌山県で開催される全国高等学校総合文化祭に出展されることになっています。
本日、校長室で表彰式が行われました。

表彰式には、多くの取材陣が訪れました。その数を見て、改めてこの賞の価値というか、大きさを感じた次第です。
これが囲み取材? 作品のポイントを説明

作品を評価していただいたこと、たくさんの人に注目していただいたこと、本人にとっても、学校にとっても本当に有り難く、うれしいことでした。
今回の表彰式での一番感心したのは、優希さんの態度です。
私だったら、囲まれて取材を受けたら舞い上がって何を言っているか分からなくなってしまうと思いますが、優希さんは質問をかみしめ、言葉を選びながらしっかり答えていました。受賞したことはもちろんうれしいですが、ずいぶん大人になったなと優希さんの成長をとてもうれしく感じました。
たくさんの人に祝福され笑顔の優希さん

おめでとうございます。
優希さんの作品『大きな観覧車』 賞状 メダルと盾
※「りそなグループ賞」とは
令和2年度で27回目を迎える全国特別支援学校文化祭において優れた作品に贈られる賞の一つです。
「文部科学大臣賞」「文化連盟会長賞」そして「りそなグループ賞」を受賞した作品は、全国特別支援学校長会令和4年カレンダーに採用され、全国に配布されます。
また、令和3年2月以降りそなグループ東京及び大阪本社などで展示された後、令和3年7月に和歌山県で開催される全国高等学校総合文化祭に出展されることになっています。
本日、校長室で表彰式が行われました。
表彰式には、多くの取材陣が訪れました。その数を見て、改めてこの賞の価値というか、大きさを感じた次第です。
これが囲み取材? 作品のポイントを説明
作品を評価していただいたこと、たくさんの人に注目していただいたこと、本人にとっても、学校にとっても本当に有り難く、うれしいことでした。
今回の表彰式での一番感心したのは、優希さんの態度です。
私だったら、囲まれて取材を受けたら舞い上がって何を言っているか分からなくなってしまうと思いますが、優希さんは質問をかみしめ、言葉を選びながらしっかり答えていました。受賞したことはもちろんうれしいですが、ずいぶん大人になったなと優希さんの成長をとてもうれしく感じました。
たくさんの人に祝福され笑顔の優希さん
卒業する姿を見つめる目
今日は卒業式。
小学部17名、中学部25名が卒業していきました。
いい式でした。
その理由は、子供たちの立派な姿に象徴されます。
【小学部卒業式の様子】

【中学部卒業式の様子】

本当に本番に強い子供たちでした。
今回は、その子供の姿を支える側の大人に注目して見ていました。
入場してくる我が子を見る保護者の目は本当に優しく、温かいものでした。
そして、証書授与を見る目には、緊張の色が見えました。我が子と一心同体となったように感じていたのかもしれません。
時には客観的な目で無条件の愛情を注ぎ、時には感情移入して同じ気持ちを共有する、そんな保護者の皆さんだからこそ、子供たちは自信を持って今持てる力を最大限発揮できたのだと思います。
もう一つ気付いたことがあります。先生たちのうなずきです。
返事をする時であったり、動き出しであったり、証書の置き方であったり、先生たちがうなずくポイントは子供それぞれに違いますが、その子供の頑張りのポイントを見つめる教師の目がそこにありました。小さなポイントかもしれませんが、そこを見逃さない目が子供たちの成長を支えたのは言うまでもありません。
保護者の皆さんと私たち教職員、そして関係施設の皆さんが子供たちへ向ける目が、子供たちの成長をしっかり支えているのだと改めて感じることができました。
そういう意味でも、いい式でした。
卒業しても、みんなを支えてくれる人が必ず周りにいます。
安心して、これからも成長してください。
小学部17名、中学部25名が卒業していきました。
いい式でした。
その理由は、子供たちの立派な姿に象徴されます。
【小学部卒業式の様子】
【中学部卒業式の様子】
本当に本番に強い子供たちでした。
今回は、その子供の姿を支える側の大人に注目して見ていました。
入場してくる我が子を見る保護者の目は本当に優しく、温かいものでした。
そして、証書授与を見る目には、緊張の色が見えました。我が子と一心同体となったように感じていたのかもしれません。
時には客観的な目で無条件の愛情を注ぎ、時には感情移入して同じ気持ちを共有する、そんな保護者の皆さんだからこそ、子供たちは自信を持って今持てる力を最大限発揮できたのだと思います。
もう一つ気付いたことがあります。先生たちのうなずきです。
返事をする時であったり、動き出しであったり、証書の置き方であったり、先生たちがうなずくポイントは子供それぞれに違いますが、その子供の頑張りのポイントを見つめる教師の目がそこにありました。小さなポイントかもしれませんが、そこを見逃さない目が子供たちの成長を支えたのは言うまでもありません。
保護者の皆さんと私たち教職員、そして関係施設の皆さんが子供たちへ向ける目が、子供たちの成長をしっかり支えているのだと改めて感じることができました。
そういう意味でも、いい式でした。
卒業しても、みんなを支えてくれる人が必ず周りにいます。
安心して、これからも成長してください。
明日の卒業式を前に
今日は3月11日、そして、明日は本校の卒業式です。
そう言えば、10年前の東日本大震災の日も当時勤務していた学校の卒業式前日でした。
準備を終えて、ほっとしていたところに大きな揺れが来たことを思い出します。
八戸市でも揺れの影響や津波の被害が出るなど大変な状況の中で、その学校でも体育館の天井が破損し、次の日に行うはずだった卒業式は、延期になりました。
延期された卒業式をどのように行うか当時の先生たちは1から計画を練り直し、いつもとは違う形ではありましたが、暖かい卒業式を行うことができました。
卒業式を明日に控えた3月11日、そのときと同じ気持ちが自分の中にあることに気付きました。
「形は違っても、思い出に残る式にしたい」という思いです。
そして、式の準備をする中で、それは児童生徒、教職員みんなの思いであることに気付きました。
10年前と置かれた状況は違いますが、いつもと同じ形ではできないということは同じです。そして今回はみんなで一緒に式をすることができないという制約があります。
式へ参加できる人数が限られるため、在校生たちは様々な工夫で自分たちの思いを伝えるしかありません。
そんな在校生の思いを、ほんの一部ですが紹介します。
1 卒業生の教室までの動線の装飾
教室へ向かう階段を彩るおめでとうの飾り

廊下にもずらり 真ん中の写真の文字は何と卒業生の顔写真をたくさん貼って書かれています。

2 控室などの会場設営
小学部の児童もパイプいす運びのお手伝い
中学部の皆さんの仕事ぶりにはかないませんが、先輩の姿に刺激を受けてがんばりました。
3 式中の送辞の動画
ここでお見せすることができませんが、在校生みんなが登場するとても温かいメッセージになっています。
※今年は、答辞も動画で事前に撮影したものを使います。卒業生一人一人が主役であるということが際立ち、成長の跡がはっきり感じ取れます。卒業生の保護者の皆さん、必見です。
制約のある中だからこそ生まれたみんなの熱い思いを明日卒業生の皆さんに届けたいと思います。
そう言えば、10年前の東日本大震災の日も当時勤務していた学校の卒業式前日でした。
準備を終えて、ほっとしていたところに大きな揺れが来たことを思い出します。
八戸市でも揺れの影響や津波の被害が出るなど大変な状況の中で、その学校でも体育館の天井が破損し、次の日に行うはずだった卒業式は、延期になりました。
延期された卒業式をどのように行うか当時の先生たちは1から計画を練り直し、いつもとは違う形ではありましたが、暖かい卒業式を行うことができました。
卒業式を明日に控えた3月11日、そのときと同じ気持ちが自分の中にあることに気付きました。
「形は違っても、思い出に残る式にしたい」という思いです。
そして、式の準備をする中で、それは児童生徒、教職員みんなの思いであることに気付きました。
10年前と置かれた状況は違いますが、いつもと同じ形ではできないということは同じです。そして今回はみんなで一緒に式をすることができないという制約があります。
式へ参加できる人数が限られるため、在校生たちは様々な工夫で自分たちの思いを伝えるしかありません。
そんな在校生の思いを、ほんの一部ですが紹介します。
1 卒業生の教室までの動線の装飾
教室へ向かう階段を彩るおめでとうの飾り
廊下にもずらり 真ん中の写真の文字は何と卒業生の顔写真をたくさん貼って書かれています。
2 控室などの会場設営
小学部の児童もパイプいす運びのお手伝い
中学部の皆さんの仕事ぶりにはかないませんが、先輩の姿に刺激を受けてがんばりました。
3 式中の送辞の動画
ここでお見せすることができませんが、在校生みんなが登場するとても温かいメッセージになっています。
※今年は、答辞も動画で事前に撮影したものを使います。卒業生一人一人が主役であるということが際立ち、成長の跡がはっきり感じ取れます。卒業生の保護者の皆さん、必見です。
制約のある中だからこそ生まれたみんなの熱い思いを明日卒業生の皆さんに届けたいと思います。
図書等を寄贈いただきました!
平成29年度に引き続き、青森つばめプロパン販売株式会社様より、図書等を寄贈いただきました。

今日は、その贈呈式が行われました。
お礼を述べる生徒会長 感謝状を贈る小学部代表児童

本校の子供たちは本が好きな子が多く、毎日図書室へ足を運ぶ子供もいます。
前回寄贈いただいた本のあるシリーズが好きで、毎回借りていく子供もいます。
今回も、子供たちの希望や先生方がぜひこの本を読んでほしいという声を聞いていただいたので、子供たちが図書室へ行く楽しみがまた増えることになるだろうなと期待しているところです。
本校では、大規模改修も終わり、令和3年度から図書室が広くなる予定です。
子供たちにたくさん本を読んでほしいと願う私たちにとって、今回寄贈の声を掛けていただいたことは、時宜を得た本当にありがたいことでした。
本校児童生徒、職員一同感謝申し上げます。
子供たちが作った感謝状
今日は、その贈呈式が行われました。
お礼を述べる生徒会長 感謝状を贈る小学部代表児童
本校の子供たちは本が好きな子が多く、毎日図書室へ足を運ぶ子供もいます。
前回寄贈いただいた本のあるシリーズが好きで、毎回借りていく子供もいます。
今回も、子供たちの希望や先生方がぜひこの本を読んでほしいという声を聞いていただいたので、子供たちが図書室へ行く楽しみがまた増えることになるだろうなと期待しているところです。
本校では、大規模改修も終わり、令和3年度から図書室が広くなる予定です。
子供たちにたくさん本を読んでほしいと願う私たちにとって、今回寄贈の声を掛けていただいたことは、時宜を得た本当にありがたいことでした。
本校児童生徒、職員一同感謝申し上げます。
子供たちが作った感謝状
中学部お別れ会+歓喜
今日は、中学部のお別れ会。
1,2年生は朝から会場準備に余念がありません。
会の最中は、1,2年生の代表者だけしか参加できないので、その分の気持ちを込めて準備していました。
主会場の準備を終え、別会場で参加する生徒

会が始まると、3年生が体育館に入場してきました。

私自身はこの子たちが小6の頃からしか見ていませんが、それでも一人一人まじまじと見ると、大きくなったなあと感じます。
保護者の皆さんが、来週の卒業式で子供たちが入場してくる姿を見たら、私の何十倍も成長を感じ、胸にこみ上げるものがあるのだろうと式の最中の保護者の皆さんの気持ちに思いを巡らせてしまいました。親の気持ちになって見ていると泣けてきますね。
さて、式の途中、校長先生からうれしいニュースが発表されました。
「八戸高等支援学校普通科、全員合格です。おめでとう。」

今日は、入学者選抜の合格発表の日でもありました。
合格発表を見てから登校した生徒も、みんなと喜びを共有すべくこの瞬間まで秘密を守り通していました。校長先生の言葉の後、みんなと笑顔で喜び合ったのは言うまでもありません。

進学先もきまり、清々しい顔で1,2年生からのメッセージを聞く3年生の姿がまた一つ大きく見えました。
1,2年生は朝から会場準備に余念がありません。
会の最中は、1,2年生の代表者だけしか参加できないので、その分の気持ちを込めて準備していました。
主会場の準備を終え、別会場で参加する生徒
会が始まると、3年生が体育館に入場してきました。
私自身はこの子たちが小6の頃からしか見ていませんが、それでも一人一人まじまじと見ると、大きくなったなあと感じます。
保護者の皆さんが、来週の卒業式で子供たちが入場してくる姿を見たら、私の何十倍も成長を感じ、胸にこみ上げるものがあるのだろうと式の最中の保護者の皆さんの気持ちに思いを巡らせてしまいました。親の気持ちになって見ていると泣けてきますね。
さて、式の途中、校長先生からうれしいニュースが発表されました。
「八戸高等支援学校普通科、全員合格です。おめでとう。」
今日は、入学者選抜の合格発表の日でもありました。
合格発表を見てから登校した生徒も、みんなと喜びを共有すべくこの瞬間まで秘密を守り通していました。校長先生の言葉の後、みんなと笑顔で喜び合ったのは言うまでもありません。
進学先もきまり、清々しい顔で1,2年生からのメッセージを聞く3年生の姿がまた一つ大きく見えました。
山形県の学校との交流
コロナでどこにも行けないな、活動も制限されてしまうし・・・
そんな中、新しい人と人とのつながりを生む取り組みが行われました。
それが、「山形県立ゆきわり養護学校」との交流です。

この取り組みは、本校の先生とゆきわり養護学校の先生が、コロナ禍のこんなときだからこそ、子供たちに新たな経験と出会いの機会を作りたい、そしてお互いに刺激し合いながら学習したいとの思いで実現したものです。
1回きりではなく、何度もやりとりをしながらお互いの学習を深め、紹介し合いました。
その学習の成果の一部が、現在、校長室前に掲示されています。
来校の際にぜひ御覧ください。

まずは、我が青森県を調べる学習。
修学旅行とも関連付けながら、じっくり、しっかり調べました。
青森県を調べる 新聞にまとめる

通常であればここで終わりがちですが、交流する相手にこの情報を届けるため、子供たちは、様々な演出を加えて動画にまとめていました。
伝えようとする気持ちがいろいろな工夫につながり、伝えることを意識するからこそ緊張も味わう。とてもよい経験をしたなあと思います。
自分のことだけではなく、相手の山形県にも興味をもち、紹介されたことをまとめたり、調べたりして、また新聞という形にまとめる。
山形を調べる 新聞にまとめる

このまとめるという作業がまた子供たちの思考を刺激します。
間接的ではありますが、こうしたやりとりをとおしてお互いの学びを刺激し合えたことは、本当に貴重な機会だったなと思います。
こうした新たな学びの機会を作ることができれば、コロナ禍においても子供たちの成長を支えることができますね。
新しい可能性を拓いてくれた若い先生方に感謝です。
そんな中、新しい人と人とのつながりを生む取り組みが行われました。
それが、「山形県立ゆきわり養護学校」との交流です。
この取り組みは、本校の先生とゆきわり養護学校の先生が、コロナ禍のこんなときだからこそ、子供たちに新たな経験と出会いの機会を作りたい、そしてお互いに刺激し合いながら学習したいとの思いで実現したものです。
1回きりではなく、何度もやりとりをしながらお互いの学習を深め、紹介し合いました。
その学習の成果の一部が、現在、校長室前に掲示されています。
来校の際にぜひ御覧ください。
まずは、我が青森県を調べる学習。
修学旅行とも関連付けながら、じっくり、しっかり調べました。
青森県を調べる 新聞にまとめる
通常であればここで終わりがちですが、交流する相手にこの情報を届けるため、子供たちは、様々な演出を加えて動画にまとめていました。
伝えようとする気持ちがいろいろな工夫につながり、伝えることを意識するからこそ緊張も味わう。とてもよい経験をしたなあと思います。
自分のことだけではなく、相手の山形県にも興味をもち、紹介されたことをまとめたり、調べたりして、また新聞という形にまとめる。
山形を調べる 新聞にまとめる
このまとめるという作業がまた子供たちの思考を刺激します。
間接的ではありますが、こうしたやりとりをとおしてお互いの学びを刺激し合えたことは、本当に貴重な機会だったなと思います。
こうした新たな学びの機会を作ることができれば、コロナ禍においても子供たちの成長を支えることができますね。
新しい可能性を拓いてくれた若い先生方に感謝です。
全校特別清掃
あと2週間に迫った卒業式に向けて、そして1年間お世話になった学校に感謝の気持ちを込めて全校で清掃に取り組みました。
小学部の1~3年生は教室や近くの廊下をメインに。
ぞうきんがけ上手です! モップがけで廊下はピカピカ! 自分の下足箱をきれいに!

小学部4~6年生は、トイレや階段などの公共スペースも。
1段1段丁寧に! 手洗い場もきれいに! 階段を拭く、力強い背中!

中学部は、みんなが使う広い体育館やいつもは手の届かない汚れを丁寧に。
丁寧に汚れ落とし! 棚を一つ一つ! ほこりがたまりやすいところは念入りに!

よくぞ気付いた!ほこりはそこ! 廊下の汚れに集中!

おかげで校内はとてもきれいになりました。
「きもちいいね。」と言っていた子供がいました。
掃除をするとなぜか気持ちもリフレッシュして、新たな気持ちで物事に取り組めるような気がしますよね。
清々しい気持ちで卒業をお祝いし、新たな始まりを待ちましょう。
小学部の1~3年生は教室や近くの廊下をメインに。
ぞうきんがけ上手です! モップがけで廊下はピカピカ! 自分の下足箱をきれいに!
小学部4~6年生は、トイレや階段などの公共スペースも。
1段1段丁寧に! 手洗い場もきれいに! 階段を拭く、力強い背中!
中学部は、みんなが使う広い体育館やいつもは手の届かない汚れを丁寧に。
丁寧に汚れ落とし! 棚を一つ一つ! ほこりがたまりやすいところは念入りに!
よくぞ気付いた!ほこりはそこ! 廊下の汚れに集中!
おかげで校内はとてもきれいになりました。
「きもちいいね。」と言っていた子供がいました。
掃除をするとなぜか気持ちもリフレッシュして、新たな気持ちで物事に取り組めるような気がしますよね。
清々しい気持ちで卒業をお祝いし、新たな始まりを待ちましょう。
厨房への感謝を伝える会
本日の給食の前に、「厨房への感謝を伝える会」が行われました。

今年の給食は、新型コロナウイルスの影響で様々な対応を求められました。
食堂に一堂に会することができないため、各教室への配膳が求められました。運搬をどうするか、運搬の時間を考えたできあがりの時間の調整などこれまでの業務に加えてたくさんのことに目を向けて配慮を行き届かせる必要がありました。
厨房の皆さんの細やかな配慮と働きぶりには頭が下がります。
今日は、短い時間ではありましたが、感謝の気持ちを伝えることができてよかったなと思います。3月の給食も楽しみにしています。
今年の給食は、新型コロナウイルスの影響で様々な対応を求められました。
食堂に一堂に会することができないため、各教室への配膳が求められました。運搬をどうするか、運搬の時間を考えたできあがりの時間の調整などこれまでの業務に加えてたくさんのことに目を向けて配慮を行き届かせる必要がありました。
厨房の皆さんの細やかな配慮と働きぶりには頭が下がります。
今日は、短い時間ではありましたが、感謝の気持ちを伝えることができてよかったなと思います。3月の給食も楽しみにしています。
図書室の掲示から受け取るメッセージ
今日は図書室前の掲示を紹介します。
いつも何気なく廊下を歩いていると図書室の前の掲示に目がとまります。
子供たちにおすすめの本を紹介してくれているのですが、私自身が触れたことのないものも紹介されていて、新たな発見があります。
今回は卒業に向けて掲示していました。

卒業をテーマにした本?と思って見てみるとこんなメッセージが書いてありました。

「卒業するみなさんへ
これからの新しいステージで役に立つ本を紹介します。
卒業前に読んでみてね♡
ご卒業おめでとうございます。」
そういう応援の仕方があったか!
自分が関わっている仕事の中で卒業生に対してできることを考え、実行してくれたんだなと、掲示してくれた先生の思いにちょっと感激してしまいました。
私たちも、自分の関わっていることで他の人の役に立てることって何かなと考えて動かなければいけないなと感じました。
そして、子供たちにもそういう大人になってもらえるよう日々の関わりを大切にしよう、そう思わせてくれた掲示でした。
いつも何気なく廊下を歩いていると図書室の前の掲示に目がとまります。
子供たちにおすすめの本を紹介してくれているのですが、私自身が触れたことのないものも紹介されていて、新たな発見があります。
今回は卒業に向けて掲示していました。
卒業をテーマにした本?と思って見てみるとこんなメッセージが書いてありました。
「卒業するみなさんへ
これからの新しいステージで役に立つ本を紹介します。
卒業前に読んでみてね♡
ご卒業おめでとうございます。」
そういう応援の仕方があったか!
自分が関わっている仕事の中で卒業生に対してできることを考え、実行してくれたんだなと、掲示してくれた先生の思いにちょっと感激してしまいました。
私たちも、自分の関わっていることで他の人の役に立てることって何かなと考えて動かなければいけないなと感じました。
そして、子供たちにもそういう大人になってもらえるよう日々の関わりを大切にしよう、そう思わせてくれた掲示でした。
小学部おわかれ会
今年のおわかれ会は、いつもとちょっと違います。
一度に体育館に入れる人数にも制限があるため、みんなで会を楽しむことはできません。
そこで、体育館は主役の6年生と5年生のみの限られた人数で実施することになりました。
では、その他の学年はどうするのか・・・

会場に行ってみるとその心配は全く要らないことに気付きました。
その場にいなくたって、ちゃんとお祝いの気持ちが伝わるように、子供たちの手作りの花、絵、おめでとうの文字などで会場が華やかに装飾されていました。入った瞬間にわっと思うぐらい、子供たちの思いが伝わってきました。卒業生の皆さんも同じように感じたことでしょう。
それから、会の進行の中でも工夫がありました。ビデオレターです。
同じ会場に入ることはできないけれども、伝えたい思いがあるのだということは十分に見て取れます。みんな笑顔で動画のメッセージを見ていました。

また、会場には入れなかったみんなの思いを5年生のみんなが感謝状という形で一人一人に伝えていました。

みんなの思いを形にしたとてもあたたかいおわかれ会になったなあと思います。
一度に体育館に入れる人数にも制限があるため、みんなで会を楽しむことはできません。
そこで、体育館は主役の6年生と5年生のみの限られた人数で実施することになりました。
では、その他の学年はどうするのか・・・
会場に行ってみるとその心配は全く要らないことに気付きました。
その場にいなくたって、ちゃんとお祝いの気持ちが伝わるように、子供たちの手作りの花、絵、おめでとうの文字などで会場が華やかに装飾されていました。入った瞬間にわっと思うぐらい、子供たちの思いが伝わってきました。卒業生の皆さんも同じように感じたことでしょう。
それから、会の進行の中でも工夫がありました。ビデオレターです。
同じ会場に入ることはできないけれども、伝えたい思いがあるのだということは十分に見て取れます。みんな笑顔で動画のメッセージを見ていました。
また、会場には入れなかったみんなの思いを5年生のみんなが感謝状という形で一人一人に伝えていました。
みんなの思いを形にしたとてもあたたかいおわかれ会になったなあと思います。
中学部作業学習販売会
中学部の作業学習で作った製品の販売会が行われました。
今回の販売対象は、本校の教職員です。私も買う気満々で体育館に行ってきました。
会場には、木工製品(まな板、スピーカーなど)、紙工製品(ランプシェード、ポチ袋など)、布製品(巾着袋、コースター、髪を留めるゴムなど)がたくさん並んでいました。
その数を見るだけで、作業学習の時間にコツコツと取り組み、成果を積み上げてきたことがよく分かります。

そして、会場には「いらっしゃいませ」「おすすめは~」という声が響いていました。
ここで一つ気が付いたのですが、やはり三年生は自信を持っているからか声が大きい、そして、買いに来た先生方の変化球の質問にも柔軟に対応しています。

3年という月日を重ねて、自分の仕事を理解し、アピールポイントもしっかり押さえている姿を見て、これなら高等支援学校に行っても大丈夫、と思わせてくれる働きぶりでした。
1,2年生はさすがに3年生にはかないませんが、やる気満々なところは負けていません。
3年生が片付けに動くと、さっとフォローに入るなど、作業学習を通して確実に自分のできることを積極的に行う姿勢が身に付いているんだなと成長を感じました。

これが、「背中を見て育つ」ということなんだなと思いました。
卒業、入学の季節です。
先輩として背中を見せてきた生徒たちは、さらに大きな背中を見て学ぶ後輩という立場に、後輩だった生徒たちは自分の背中を見せる立場になります。
役割は大きく変わりますが、今日見せてくれた「気付いて動く」、「自分のできることは積極的にやる」という姿勢でこれからもがんばってほしいと思います。
今回の販売対象は、本校の教職員です。私も買う気満々で体育館に行ってきました。
会場には、木工製品(まな板、スピーカーなど)、紙工製品(ランプシェード、ポチ袋など)、布製品(巾着袋、コースター、髪を留めるゴムなど)がたくさん並んでいました。
その数を見るだけで、作業学習の時間にコツコツと取り組み、成果を積み上げてきたことがよく分かります。
そして、会場には「いらっしゃいませ」「おすすめは~」という声が響いていました。
ここで一つ気が付いたのですが、やはり三年生は自信を持っているからか声が大きい、そして、買いに来た先生方の変化球の質問にも柔軟に対応しています。
3年という月日を重ねて、自分の仕事を理解し、アピールポイントもしっかり押さえている姿を見て、これなら高等支援学校に行っても大丈夫、と思わせてくれる働きぶりでした。
1,2年生はさすがに3年生にはかないませんが、やる気満々なところは負けていません。
3年生が片付けに動くと、さっとフォローに入るなど、作業学習を通して確実に自分のできることを積極的に行う姿勢が身に付いているんだなと成長を感じました。
これが、「背中を見て育つ」ということなんだなと思いました。
卒業、入学の季節です。
先輩として背中を見せてきた生徒たちは、さらに大きな背中を見て学ぶ後輩という立場に、後輩だった生徒たちは自分の背中を見せる立場になります。
役割は大きく変わりますが、今日見せてくれた「気付いて動く」、「自分のできることは積極的にやる」という姿勢でこれからもがんばってほしいと思います。
柔道の授業から思うこと
中学部の保健体育の授業で、「柔道」に取り組んでいました。
恥ずかしながら、柔道のイメージは、組み合って投げる、受け身を取るというぐらいしかなかったのですが、今日の授業では、「礼」の仕方から丁寧に学習していました。
左足を引いて しっかり座って、礼

礼に始まり礼に終わるというのはこのことかと、柔道の奥深さを知りました。
普段はちょっとウキウキしがちな生徒も真剣な表情で、落ち着いた所作で取り組んでいました。
さて、次は受け身の練習。
後ろ受け身をするときに、始めに練習したのは小学部でも取り組んでいたあれ!
通称?「ゆりかご」(後ろに転がって、背中をつけて、反動をつけて戻る)。
前後にゆらゆら

これまでは、マット運動が上手にできるように取り組むというぐらいしか考えていませんでしたが、そうか、こういうところでしっかり生かされるんだな。そう思いました。
そして、このように捉えることは、ゆりかごと受け身のつながりに留まらず、とても大切なことだということに気付きました。
私たちはどうしても、今に目を向けています。それはそれで大切なのですが、今やっていることがこの先どのようなことにつながるのか、そういうことを考えておくことも大切ですね。
例えば、小さい子がおもちゃを一つかごに片付ける場面。その瞬間は大いに喜んで、大いに褒めますが、ちょっと冷静な目で、小学生になったら自分の教科書を片付けられるようになるかな、中学生になったらお小遣いを財布に入れて管理できるかななど、ものを管理するという視点で見れば、すべてつながってきます。今やっていることと将来できるようになることのつながりを意識するだけで、子供のできたことの意味がとても大きく感じられ、喜びも倍増すること間違いなしです。
今、子供たちががんばっていることが、どのような力として将来花開くのか、想像するだけでも楽しくなりますね。
子供たちがしてくれるお手伝い。それは将来のどんな力につながっていますか?
恥ずかしながら、柔道のイメージは、組み合って投げる、受け身を取るというぐらいしかなかったのですが、今日の授業では、「礼」の仕方から丁寧に学習していました。
左足を引いて しっかり座って、礼
礼に始まり礼に終わるというのはこのことかと、柔道の奥深さを知りました。
普段はちょっとウキウキしがちな生徒も真剣な表情で、落ち着いた所作で取り組んでいました。
さて、次は受け身の練習。
後ろ受け身をするときに、始めに練習したのは小学部でも取り組んでいたあれ!
通称?「ゆりかご」(後ろに転がって、背中をつけて、反動をつけて戻る)。
前後にゆらゆら
これまでは、マット運動が上手にできるように取り組むというぐらいしか考えていませんでしたが、そうか、こういうところでしっかり生かされるんだな。そう思いました。
そして、このように捉えることは、ゆりかごと受け身のつながりに留まらず、とても大切なことだということに気付きました。
私たちはどうしても、今に目を向けています。それはそれで大切なのですが、今やっていることがこの先どのようなことにつながるのか、そういうことを考えておくことも大切ですね。
例えば、小さい子がおもちゃを一つかごに片付ける場面。その瞬間は大いに喜んで、大いに褒めますが、ちょっと冷静な目で、小学生になったら自分の教科書を片付けられるようになるかな、中学生になったらお小遣いを財布に入れて管理できるかななど、ものを管理するという視点で見れば、すべてつながってきます。今やっていることと将来できるようになることのつながりを意識するだけで、子供のできたことの意味がとても大きく感じられ、喜びも倍増すること間違いなしです。
今、子供たちががんばっていることが、どのような力として将来花開くのか、想像するだけでも楽しくなりますね。
子供たちがしてくれるお手伝い。それは将来のどんな力につながっていますか?
入学説明会準備
明日2月4日(木)は、小学部・中学部の入学説明会です。
例年、食堂で保護者への説明を行っていましたが、今年度は感染症対策もあり、広い体育館で行うことになりました。
会場準備が大変だな・・・と思っていましたが、中学部の生徒たちの協力を得られることになり、短時間で会場が整いました。本当に助かりました。

印象的だったのは、手伝ってくれた生徒たちが「新しい一年生は何人来るんですか?」と質問してくれたことです。
感謝されることが、やりがいにつながるのはもちろんですが、もう一つのやりがいがそこにあったのだということを感じました。そう、新しい仲間を迎える期待感です。
私は、よく「期待×価値理論」で考えたり、説明したりします。【意欲】は、【期待】(できそう、こうなりそう)と【価値】(面白そう、やる意味がある)のかけ算で決まるという考え方です。
今回の準備のように新入生が来るという【期待】、感謝されるという【価値】がある、そういう学習活動をたくさん用意できたらいいなあと思います。
例年、食堂で保護者への説明を行っていましたが、今年度は感染症対策もあり、広い体育館で行うことになりました。
会場準備が大変だな・・・と思っていましたが、中学部の生徒たちの協力を得られることになり、短時間で会場が整いました。本当に助かりました。
印象的だったのは、手伝ってくれた生徒たちが「新しい一年生は何人来るんですか?」と質問してくれたことです。
感謝されることが、やりがいにつながるのはもちろんですが、もう一つのやりがいがそこにあったのだということを感じました。そう、新しい仲間を迎える期待感です。
私は、よく「期待×価値理論」で考えたり、説明したりします。【意欲】は、【期待】(できそう、こうなりそう)と【価値】(面白そう、やる意味がある)のかけ算で決まるという考え方です。
今回の準備のように新入生が来るという【期待】、感謝されるという【価値】がある、そういう学習活動をたくさん用意できたらいいなあと思います。
WinーWinの関係
本日、八戸市社会福祉事業団の理事長さん、うみねこ塾の塾長さんが来校しました。
来校の理由は、「感謝」の気持ちを伝えるため。
何に対する「感謝」かというと、以前の記事で紹介したとおり、本校からうみねこ塾に続く道路の落ち葉清掃、雪かきをしたことへの感謝です。
中学部生徒の活動発表 理事長さんのお話

理事長さんが「私たちができないところを皆さんに補っていただいた。」とおっしゃってくださいました。「補っていただいた。」という言葉を私は「うみねこ塾の運営をする上で子供たちのやった仕事はなくてはならないものだった」と受け取りました。
ありがとうという言葉はとても力のある言葉ですが、この「補っていただいた」という言葉は、子供たちをなくてはならない存在として受け止めてくれた言葉として、とても重いなあと感じました。
一方で、学校としては、「子供たちに活躍の場を与えていただいた上、子供たちに感謝を伝え、意欲を育てていただいて有り難い」と思っていました。
まさに、お互いになくてはならない存在であり、Win-Winの関係を築けているなあということを実感した瞬間でした。
この関係がいつまでも続くといいなあと思います。
来校の理由は、「感謝」の気持ちを伝えるため。
何に対する「感謝」かというと、以前の記事で紹介したとおり、本校からうみねこ塾に続く道路の落ち葉清掃、雪かきをしたことへの感謝です。
中学部生徒の活動発表 理事長さんのお話
理事長さんが「私たちができないところを皆さんに補っていただいた。」とおっしゃってくださいました。「補っていただいた。」という言葉を私は「うみねこ塾の運営をする上で子供たちのやった仕事はなくてはならないものだった」と受け取りました。
ありがとうという言葉はとても力のある言葉ですが、この「補っていただいた」という言葉は、子供たちをなくてはならない存在として受け止めてくれた言葉として、とても重いなあと感じました。
一方で、学校としては、「子供たちに活躍の場を与えていただいた上、子供たちに感謝を伝え、意欲を育てていただいて有り難い」と思っていました。
まさに、お互いになくてはならない存在であり、Win-Winの関係を築けているなあということを実感した瞬間でした。
この関係がいつまでも続くといいなあと思います。
アクセスカウンター
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お知らせ
電話対応時間について
(職員、保護者以外の方へ)
本校では、職員の勤務時間外における電話対応を下記のように変更いたします。
電話対応時間
平日 8:20~16:50
休日 電話対応を行いません。
上記対応時間以外は、後日電話をかけ直していただくか、下記URLを読み取って①所属、②氏名、③連絡先電話番号、④連絡を取りたい本校職員名、⑤要件の概要を入力してください。
後日、職員から折り返しの電話をさせていただきます。
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