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2020年5月の記事一覧

開放感の中で忘れてはいけないこと

 今週は大分暖かくなりました。グラウンドや中庭から子供たちの元気な声が聞こえてきます。
 全国的に緊急事態宣言が解除されたこともあって、少し開放的な気分になってしまいますが、まだまだ油断はできませんね。感染防止対策は抜かりなく続けていきましょう。 
 今日は、外での体育の授業の中で、「両手を広げて、隣の人と間隔をとりましょう」という指導がされていました。体育なら当たり前の光景ですね。これまでの私であれば、ぶつからないようにそういう指導をしているのだなということしか考えられなかったと思います。みなさんはいかがですか?
 しかし、今日その指導を見たとき、私の頭の中で自然に「ソーシャルディスタンスをとりましょう」という意味付けがされました。そして、「そうか、そういう見方が大切なんだな」と改めて感じました。
 新型コロナウイルスの感染防止の取組は、今まで当たり前と思ってやってきたことの意味を問い直し、新たに意味付けするよい機会になっているように思います。
 細やかな健康観察、検温、手洗い、清潔、換気、他者との距離感などどれも大切にしていたことですが、ともするとなあなあになってしまいがちなことでもあります。
 開放感を感じている今だからこそ、もう一度、今していることの意味を問うことを忘れてはいけないなと思います。今までやっていたことの中には、私たちが気付いていない大切な意味が隠れているのかもしれません。その意味に気付くことが新たな学びにつながるはずです。

  

学校再開

 本校でも5月7日(木)から学校が再開されました。4月20日(月)から、ゴールデンウィークを挟んで17日間友達と会えない日が続いたこともあって、登校時の玄関では子供たちが笑顔で再会を喜ぶ姿が見られました。止まっていた校舎の空気が一気に動き始めた感じです。学校はこうでないと!
 さて、再開にあたって、校長先生からお話いただいた中で3つのお願いがありました。
 1 授業は学級単位で。
 2 マスク、手洗いの徹底。
 3 定期的な換気。        です。
 このお話を聞いたあと、各学級では、実際にマスクの付け方を確認したり、手洗いの仕方を練習したりして、「咳エチケット」、「手洗い」などについて学習しました。
 また、学習が終わったあとのことですが、子供同士で協力して大きなモニターを片付ける姿が見られました。いつもなら「がんばっているな」と見るだけだったと思います。しかし、長い休業のあとということ、とても楽しそうに声を掛け合いながら働いていることが重なると、友達がいる、一緒にできるってやっぱりいいなあとしみじみ感じてしまいました。