学習活動の様子をお知らせします!

2022年8月の記事一覧

総合的な学習の時間に「本物」の世界へ

 中学部の教室に用事があって、階段を上っていくと・・・
 
 びっくりして、一瞬頭が混乱し、引き返そうかと思ってしまいました・・・。

 制作者は、八戸三社大祭の山車作りに携わっている本校の先生です。
 発泡スチロールの板を貼り合わせて、そこから削り出し、細かい部分は紙粘土で整えているのだそうです。
 やはり本物の迫力は違いますね。
 構えなしに見ると大人でもたじろいでしまうぐらいですから。

 近くにいた先生に話を聞くと、総合的な学習の時間の中で「八戸三社大祭」について学習したときに使わせていただいたのだそうです。
 見たり、触ったり、一緒に写真を撮ったり。
 コロナ禍では、直接見に行く、触れるという機会は限られてしまいますから、生徒たちにとって久しぶりの「本物」に触れる学習になったのではないかと思います。

 本校には、こうした「本物」を伝えられる先生がたくさんいます。
 まさに人材の宝庫です。
 ぜひ学習活動の中で持ち味を存分に発揮して、子供たちを「本物」の世界へ連れて行ってほしいと思います。

バージョンアップ!全校集会

 本校では今日から授業が始まり、全校集会が行われました。
  
 これまでは、放送と事前撮影した動画を活用して行っていましたが、今回からWEB会議システムを使って、体育館の様子を各教室に配信する形で行われました。
 
リアルタイムで顔が見える形というのは、画面越しとはいえ、臨場感が違います。

 
 
 話している方も、放送や事前に動画撮影するのとは違って、カメラの向こうにいる子供たちを意識した語りになっているように感じました。
 
 
 
 今日の集会の中では、保健部の先生から給食が作られる様子、配膳、後片付けまでの仕事の流れが紹介されました。
 様々な機械が動く様子に子供たちも、先生たちも釘付けでした。私もこんなにすごい設備が本校にあったのかと新しい発見をしました。
 子供たちは働いている大人たちの手際のよさを見て驚いている様子でした。中には拍手をしながら見ている子もいました。私たちの想像を超える「すごい仕事」をしているんだと感じたのかもしれません。私もその気持ちが分かります。
 今日のお話を通して、知らないところで私たちの生活を支えてくれている人がたくさんいるのだということに気が付いてくれたら嬉しいですね。

 
 さて、本校では、市内の小中学校より少し早く夏季休業明けの学習がスタートしました。
 時々、なんで早いの?と聞かれるのですが、それは本校の児童生徒の登校方法と関係があります。
 ほとんどの子供がスクールバスを利用して登校しているのですが、冬になると道路事情から授業開始が遅れることが多々あります。そこで、冬季休業に入る日を少しでも早くし、その分夏に授業をする方が授業時数を確保できるということからそのような工夫をしています。
(曜日の関係から毎年そういう工夫ができるとは限りませんが、できるだけそうしたいと思って組み立てています)
 夏に授業日を増やすのは、エアコンを設置していただいたからこそできる工夫でもあります。有り難いですね。