学習活動の様子をお知らせします!

2020年11月の記事一覧

勤労感謝の日を前に

 小学部3年生の子供たちが、いつもお世話になっているスクールバスの運転手さんに感謝の気持ちを込めてプレゼントを贈りました。

  
 これは、学校でお世話になっている人たちにお礼をしようという道徳の学習を発展させて実施したそうです。
 道徳の授業で感謝の気持ちを伝えることの大切さを知り、自分たちにできる感謝の気持ちの表し方を考えて、一生懸命制作に取り組みました。学んだこと、考えたことを実際の行動につなげることはなかなか難しいことだと思いますが、自分たちの思いを先生といっしょに具体化したのはとても意味のあることだなと感じます。

    
 そんな子供たちの気持ちを受け取った運転手さんたちは、ちょっと照れくさそうに、でもとってもうれしそうにしていました。お互いにとてもいい時間でしたね。

小学部 修学旅行報告会

 今週は小学部4~6年生の参観週間でした。
 最終日の今日は、小学部6年生の修学旅行報告会が予定されているので、6年生の保護者の皆さんが来校しました。
 人数は20数名とそれほど多くはないのですが、密を避けるため会場は体育館。ステージを使っての発表は、学習発表会を思わせる雰囲気を醸し出していました。
 会場には、修学旅行で作った「こけ玉」が展示されていたり、修学旅行に行く前に学習した「テーブルマナー」の学習の軌跡が掲示されていたり、子供たちが学習した様子が目に浮かんでくるようでした。

みんなの「こけ玉」          テーブルマナーの学習記録   発表の様子     
  

 発表では、進行役の子、発表原稿を読む子、発表した場面を再現する演技をする子、それぞれの役割を果たして保護者の皆さんから大きな拍手をもらっていました。
 保護者の皆様には、温かく見守っていただき、発表のあともたくさん褒めていただきありがとうございました。子供たちも修学旅行の思い出を保護者の皆様と共有できて、とても満足そうでした。

小学部児童が「フライングディスク」を体験

 スポーツ推進事業の一環として、令和2年度から小学部でも取組が始まりました。
 今日は、小学部4~6年生の児童が「フライングディスク」を体験しました。
 
 これまでに経験したことがあるという児童もいましたが、障害者スポーツ指導員の福沢さんの指導で段階的に練習を進めると、みるみるうちに上達していきました。

お話をよく聞く            フォームの確認           まっすぐ投げる練習         的にねらいを定めて
   


 端から見ていて成果が目に見えて分かるぐらいなので、子供たちもできるようになる自分を意識することができたのではないでしょうか。
 「やめ」と声が掛かるまで、投げては拾いに走り、投げては拾いに走り・・・、おじさんが傘でゴルフスイングをするかのごとく何度も腕を振ってフォームを確認する子もいて、みんな真剣そのものでした。

 「できる」自分を感じられるとこんなにも集中し、前向きに取り組むことができるんだなと改めて感じました。日々の授業でも子供たちが「できた」と感じられるように工夫していきたいと思います。 

スクールバス増便!

 本校ではこれまで6つのコースでスクールバスを運行してきました。
 健康チェック、手指・車内の消毒、換気、マスクの着用など感染防止対策を行ってきたところですが、登校時はバスの乗車率が高く、車内で距離を取ることが難しいなど、対応に苦慮していました。

 そのような中、青森県から感染防止対策のためのバス増便のお話をいただき、まず一番乗車率の高いコースについて、登校時のバスを増便して対応してきました。

 この度準備が整ったため、11月2日(月)から全てのコースで登校時のバスを増便し、計12便で運行することになりました。乗車率が50%程度になるため、車内での距離を取ることも可能になり、より感染リスクを下げることができたと思います。

 多方面からの支援をいただきながら、児童生徒の学習活動が安全に、安心して進められるよう引き続き取組を進めていきますので、皆様の御理解と御協力をお願いします。

これまでと違う場所に駐まったスクールバス(増便した車両)から玄関へ向かう児童生徒

芸術鑑賞会

 今日は子供たちが楽しみにしていた芸術鑑賞会の日です。
 今年の芸術鑑賞会は、新型コロナウイルスの影響で一旦中止となりましたが、NPO法人ミュージックシェアリングさんの御厚意により、コンサート内容に沿った映像を提供していただいたことから、各教室で動画の視聴による鑑賞会を開催することとしました。
 生の音とはいきませんが、動画のメリットを生かして曲のイメージに合った映像を提示することができるので、子供たちの想像力は膨らんだのではないかと思います。
 
 ある教室で、曲を聴いたあとに感想を聞いていました。
 「ヴァイオリン!(の音が聞こえた)」「ハリーポッター!(の曲のように聞こえた)」「お魚が泳いでいる」など、実に様々な声が聞こえてきました。 
 芸術に対して、聞いて「きれいな音だった」、見て「上手だった」と言って終わらせてしまいがちな私ですが、聞いたこと、見たことを自分の経験と結びつけて表現できる子供たちのおかげで、なるほどそう聞こえるのか!確かにそう聞こえるな。と自分の中の感覚と照らし合わせて楽しむことができました。