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2022年5月の記事一覧

豊かな言葉に膨らむ実りへの期待

 小学部の児童たちが畑に出て行く様子が見えました。
 
 何を植えるのかな?一緒に外に出て様子を見てみることにしました。

 すると、子供たちは真剣な眼差しで畝を立てたり、いもを植えたり、水やりをしたり・・・。
       
 

 お~、がんばってるね~と思いながら近付いてみると、先生たちの言葉掛けが聞こえてきました。
 「おいもさんが寝る布団だから、柔らかくふかふかにしてあげようね。」
 「暑くて喉がカラカラかもしれないね。冷たい水で気持ちよくなったかな。」
何て豊かな表現だろうと感心しました。
 
 自分が寝るのだとしたら、ふかふかの方が気持ちいいな。
 私も喉がカラカラだから、同じ気持ちかな。 
 私の頭に浮かんだように、子供たちの頭にも同じようなイメージが浮かんでいたのだと思います。
 だからあんなに真剣に、優しく植えていたのか。妙に納得しました。

 そんな豊かな言葉を掛けられたら、子供たちも植えた「いも」も、秋にはきっと豊かに実ることでしょう。
 どのような実りの姿を見せてくれるか今から楽しみですね。

  
 ・・・看板を見て思わず笑ってしまいました。