学習活動の様子をお知らせします!

2021年6月の記事一覧

避難訓練に学ぶ、事前と事後の学習の大切さ

 地震を想定した避難訓練を行いました。

 今年3月に校舎の大規模改修工事が完了したことから、今回初めてグラウンドへの避難を行いました。
 子供たちも、私たちも初めてということで、前日までに先生方は様々な疑問を出し合い、確認しながら訓練当日に備えていました。災害時のことなので、確認しすぎということはありません。イメージがしっかりできるまで、納得ができるまで確認するというのはとてもよいことです。
 
<ちょっと脱線>
 本校は教員の数も多いので、「おっ、そういうところに気付くか!」と感じることが多くあります。多くの目で、様々な角度から物事を見ることができるというのが本校のいいところだなと思います。今回初めての場所への避難ということで、先生方の力が結集する機会となり、校長先生の言う「みんなで、みんなを」につながる取組になったなと思いました。

 さて、初めてのことというのは、私たち以上に子供たちも不安なはずです。
 特に、小学部の1年生はどうかなとちょっと心配していました。
 ところが・・・

  
一人で                 友達と一緒に             先生と一緒に

 訓練放送に驚きながらも、見事に机の下に避難することができていました。

 話を聞いてそれも納得。
 事前に、隠れる練習をしたり、避難経路を確認して一度動いてみたりしっかり学習を積み重ねていたそうです。
 さらに、不安な気持ちに打ち勝つためには、友達とのつながり、教師との信頼関係がとても大切なのはいうまでもありませんが、そういったところも普段からの積み重ねが生きたのかなと思えました。

 そうした避難の様子を見ていた校長先生は、講評の中で子供たちをたくさん褒めてくれました。
 

「ヘルメットはみんなの命を守るもの。しっかり被って避難できて○」