学習活動の様子をお知らせします!

2022年6月の記事一覧

避難訓練

 天候などの影響により延期となっていた避難訓練が行われました。
  
 訓練というと、その場限りのイメージがありますが、本校では、事前・事後の指導を大切にしています。
 事前指導では、避難の大切さ、避難の仕方などの確認をしていました。
 その成果だと思いますが、ヘルメットをかぶる、外へ逃げるということが非常にスムーズにできていました。
 急な出来事や音が苦手という子も、事前に学習して見通しをもったり、音対策をしたりしたことで、逃げ遅れることなく、みんな避難を完了することができました。


  
 校長先生もその様子を見て、子供たちをたくさんほめてくれました。
 子供たちをほめつつ、先生たちの取組もほめてくれているのかなと感じました。

 「今日の訓練では、どこが火事だと言っていましたか?」という校長先生の問いに、子供たちは元気な声で「食堂です。」と答えていました。
 素晴らしいですね。しっかり聞いていないと火事の方向に逃げてしまい危険な目に遭ってしまいますから。しっかりお話を聞くということはこういうところでも生きてくるんですね。 

 たくさんほめてもらった子供たちは、やりきった表情で教室に帰っていきました。
 
 教室での事後指導で、避難の仕方を振り返り、できたところ、次がんばるところを確認した子供たち。何事もないのが一番ですが、いざというときには今日の学びを生かしてくれることでしょう。

ICTを活用した授業が広がっています!

 校内を歩いていると数年前までは見なかった光景がたくさん見られます。

 そう、ICTを活用した授業です。
 各教室にプロジェクターが設置されたことで、授業の中にカラーでの提示、大画面での提示が増えてきました。
 子供たちの集中度、理解度も格段に上がっているように感じます。 
 

 さらに、プロジェクターで投影したものに専用のペンで書き込むことができるので、黒板の前に出てきて活動するのを楽しみにしている様子も見られます。
 「私もやりたい!次はぼく!」という声が聞かれます。
 


 中学部では、タブレット端末を使って調べながらプリントに書き込む学習を行っていました。
 このように、全部が全部ICTに置き換わるわけではありません。
 ICTの方が効果が高いもの、手で実際に作業する方が効果が高いものを上手に組み合わせて学習を展開しています。
 

 子供たちの方が適応力があるようで、どんどん活用して学習を進めている様子が見られます。
 情報モラルや消費者教育など社会の中で安全に生きていくための力を育てる取組も併せて行いながら、学習活動の充実につなげていきたいと思います。