学習活動の様子をお知らせします!

八二養の日々

冬の体力作りに「歩くスキー」

 本校では、児童生徒の健康維持、運動習慣形成、肥満防止などを目的に、朝の時間帯に体を動かす時間を設けています。
 冬は、室内でダンスや縄跳びなどに取り組む学級が多いのですが、外で「歩くスキー」に取り組む学級もあります。

  
 
 職員室の窓から時々その様子を見ていましたが、だいぶ上手に歩けるようになってきました。
 
 実は私も近くの公園で歩くスキーをしています(独学で)。
 初めのうちは変なところに力が入り、ほとんど歩けていないのに、ただただ疲れるという感じでしたが、スキーに乗る感じが分かってくると楽しく運動できます。いつもの年なら、早く雪が消えてほしいと願うのに、今年は、雪が降るのを期待している私がいます。変われば変わるものです。
 
 その経験があるので、子供たちの様子を見ていて、自分も滑っているような気持ちになって応援しています。
 子供たちも、雪が降ったら「歩くスキーをしたいな」と思ってくれたらいいな。そういう趣味の一つになったらいいな。
 そんな期待をもちながら、見守っています。

 
 
 
 

小学部おわかれ会

 小学部おわかれ会が行われました。

 

 
 久しぶりに4年生から6年生までが一堂に会して実施することができました。

 会場は、子供たちが作った飾りで彩られ華やかな雰囲気に包まれていました。
 1~3年生も飾り作りに加わっていたということで、小学部全員でお祝いしようという気持ちが伝わってきました。
 


 川村教頭先生が、みんなの参加態度が素晴らしい!ダンスもみんなしっかり踊っていた!と嬉しそうに教えてくれました(私は別業務のため、最後に少しだけの参加でした)
 
 集団で集まるのは久しぶりなのに、どうしてだろうと2人で考えてみると、
 もちろん、子供たちの頑張りと先生たちの指導の賜であることに変わりはないのですが、コロナ禍での小集団の学習の中で、丁寧に学ぶメリットがあったのではないかという結論に至りました。
 
 誤解を恐れずに言えば、コロナ前の当たり前の中で見過ごされていたことに、コロナのおかげで気付くことができたと言えるのかもしれません。
 
 個別で学ぶこと、小集団で学ぶこと、そして大きな集団で学ぶことそれぞれに意味があります。その最適なバランスを考えながら、子供たちの成長を支えていきたいと思いました。
 

スケート教室

 2月8日(水)テクノルアイスパークに行ってきました。
  
 「行ってきました」というのは、私も一緒に行ってきたからです。
 「普通には滑れますよ。」とは言ったものの、5年ぶりぐらいのスケートにちょっと不安がありました。案の定、最初の10分ぐらいは自分の体のイメージと滑りが噛み合わず・・・子供たちにも置いて行かれる始末。
 それに比べて、子供たちは、口では「こわい」と言いながらも、結構大胆に体を動かしてどんどん感覚をつかんでいきます。若さって素晴らしい!
 子供たちから、チャレンジする気持ちは上達のためのエネルギーだということを学びました。



 準備運動 川村教頭先生が教えてくれました。  そして、氷の上をすべる感覚を楽しみます。

  
 一人でも滑ることができるようになったところで、「こおりおに」を楽しみました。   
 
 川村教頭先生に追いかけられて、みんな「キャーキャー」言いながら逃げていました。
 アイスホッケーで磨いたスケーティングを見た子供たちは、「かっこいい!」「どうやったら速く滑れるの?」と憧れの気持ちを抱いたようです。
 その気持ちで努力すれば、子供たちはまだまだ上手くなりそうな気がします。
 子供たちに置いて行かれないよう私もがんばらなければ。

ちょうどいい時期に、よい体験を。

 鳥谷部えんぶり組さんをお迎えして、えんぶり鑑賞会が行われました。
 感染症の影響で、ここ数年中止となっていましたのでえんぶり組の皆さんも、私たちも待ちに待った鑑賞会でした。
 そうはいっても、全員が体育館に入ることは難しく、多くの児童生徒は教室でリモートによる鑑賞会となりました。
  
 体育館で見ていた小学部主任は、「やっぱり直接見るのはいいねえ。」と話していました。
 私も同感です。教室で見ていた子供たちも食い入るようにスクリーンを見ていましたが、体育館の子供たちは自然に体でリズムをとるように動いていました。体に響く音、振動が違うのかもしれません。

 久しぶりに生でえんぶりを見た私は、小学生の頃に見た大黒舞の光景を思い出していました。
 私の出身小学校にもえんぶり部があり、同じクラスの友人が、大黒舞、松の舞、恵比寿舞を一人ですべて演じていました。どれも味があって好きだったのですが、特に好きだったのが、大黒舞です。打ち出の小槌をリズミカルに振りながら、扇子でなめらかに風を切るような動き、それに惹かれてしまいました。いつもの彼のイメージとは似ても似つかない優雅さです。
 私は、数々の舞を見てきましたが、今でも彼の大黒舞が一番だと思っています。それは美化された過去の思い出かもしれません。でも、小学生の感性豊かなときに味わった感覚だからこそいつまでも心に残っているのだと思います。
 大人になってもよいものはよいのですが、小学生のときのような感覚はないのが現実です。そういう意味で、本校の子供たちが本物のえんぶりに触れ、感覚を刺激する機会を得たことは有り難いことだと思います。
 鳥谷部えんぶり組の皆さんありがとうございました。 

 来年は来年なりの感じ方があるはず。
 感性豊かな時期によい体験が得られることを今から楽しみにしています。

 
 

図書をいただきました。

 今年も日本教育公務員弘済会青森支部様より、図書を寄贈いただきました。
 特別支援学校教育支援事業助成金という名目で、県内特別支援学校の教育活動を支援していただいています。
 学校によってその使い道は様々ですが、本校では、大規模改修工事が終わったあと、図書室の充実を進めている途上にありますので、すべて図書の購入に充てさせていただきました。
 たくさんの図書が棚に並びました。       これからの時代に必要な図書も。   
 
 
 早速、子供たちは新しい本を手に取って学んでいます。

 さて、今日は、その贈呈式が行われました。
 
助成金交付書と目録を受け取る校長(右)    立派な目録に感激するYくん
  
 お礼の言葉を述べる図書委員長         感謝状を贈るYくん
  
 贈呈式に向けて、子供たちは校長室の雰囲気に慣れること、式の流れに見通しをもつこと、自分の役割が分かって動くことなど、事前に練習を積んでいました。
 お客様を迎えて、練習よりも一段と緊張感が高まる中でしたが、お礼の言葉や感謝状の贈呈など、練習の成果を発揮することができました。
 子供たちは、一つずつ緊張を乗り越えて成長していくんですね。よい経験ができましたね。