学習活動の様子をお知らせします!

八二養の日々

2023/08/31 収穫体験交流会の事前学習会

9月中旬に
本校小学部4年生が、名久井農業高校を訪問して
「収穫体験交流学習」を行います。

実際に訪問する前に、収穫について知って欲しいと
名久井農業高校生3名が来校し、事前学習会を開いてくれました。

 

高校生は、
収穫する物を写真で紹介したり、
収穫する物に関連するクイズを出したりしてくれました。

本校の児童は、目を輝かせて話を聞いています。
「大根の三択クイズ」に、元気よく手を上げて答えていました。

最後に大根の抜き方や洗い方を本物の大根を使って実演してくれました。

 

最後に、葉が付いた大根を児童が直接触って確かめました。
触ることにより、冷たさ、かたさ、すべすべ感、重さなどいろいろ感じ取ることができました。

 

 

収穫当日の再会を約束して会を閉じました。

この事前学習会があったからこそ、本校児童は見通しをもって収穫できると思います。
そして、収穫した大根を大事に抱えながら学校に戻ってくる姿が思い浮びます。

こんな「わくわく」した、いい時間を過ごすことができました。
名久井農業高校の皆さん、ありがとうございました。
交流会当日は、どうぞよろしくお願いします。

内科検診

先日、小学部の内科検診がありました。

病院やお医者さんのことが好きな児童、苦手な児童どちらが多いと思いますか?
私の予想では後者の方です。



本校では、特に苦手な児童のために、検診の前に、いつやるのか、どこでやるのか、なにをやるのか、どのような順番でやるのかなど、しっかり見通しがもてるように事前の学習を行っています。

事前の学習をして分かったつもりでも、会場前に並んで順番待ちをしていると
そわそわしている児童が多く見受けられます(特に低学年)。


検診会場に向かう1年生


でも、友達の受診している姿を見たり、先生に安心させてもらったりして、がんばって受診し
「あ、できた」という経験を積み重ね、成長していきます。

令和5年度入学式


 昨日、小学部・中学部の入学式が行われました。

 通常ですと、特別支援学校の入学式は、小学部や中学部、高等部など複数の学部が合同で入学式を行うのが通例だと認識しています。
 ここ数年はコロナウイルス感染予防のため、各学部に分かれて、しかも、入学生と保護者、関係職員と参加者が限定され、こぢんまりとした式となっていましたが、新入生一人一人にスポットが当てられているようで、個人的には、それはそれでいいなと感じていました。
 青森県のコロナのレベルが1となり、本校の入学式は、小学部、中学部に分かれて実施されましたが、小学部は、5年生と6年生が、中学部は、2年生と3年生がそれぞれ参加し、大勢で新入生の入学をお祝いすることができました。

 まずは、中学部の入学式。
 


2週間前に本校小学部や小学校を卒業した子供たちが、少し大きめの制服を着て入場してきた姿を見て、初々しさを感じながらも、中学部3年間でどんなふうに成長してくれるのかなという期待感の方が大きくなりました。

 そして小学部。


保護者と手をつないで、初めて入る体育館や、在校生をみながら、かわいらしく一歩一歩歩いている姿に、とても微笑ましく思いました。
一日でも早く、学校生活に慣れて、わくわくドキドキしながらいろいろなことを経験し、できることを増やしていって欲しいと思います。

数年ぶりに、在校生も会場に入っての入学式。新入生と在校生、それぞれが仲間であることを意識して、感じることも多かったのではないかと思います。
やはり、入学式や卒業式はたくさんの人で、お祝いしてあげられる環境が必要であると感じました。

新任式・始業式

今朝、通勤している車の窓から桜が咲いている風景を目にしました。

八戸にも春がやってきたとうれしくなりました。

 

2週間の春休み、静かだった本校にも、子供たちの元気な声が戻ってきました。

 

どの子供も表現方法はそれぞれ異なるものの、「早く友達に会いたい」「担任の先生は誰かな」「教室はどこかな」とわくわく・ドキドキして登校している様子でした。

 

新任式・始業式。4年振りに中学部は全員体育館で式を行いました。



体育館で参加していた中学部の皆さんの座っている姿勢、お話を聞く態度は大変すばらしく、これからの学校生活をがんばろうと決意を新たにしているように見えました。


小学部の皆さんは学年ごとに集まって、体育館での式の様子を画面で見ながら式を行いました。


今年度赴任された教頭先生から「小学部児童も、中学部生徒も式に臨む態度がすばらしい。」と感想を述べられていました。

 

式の後、教室を覗くと自己紹介をし合ったり、友達と遊んだりしていました。




さっそく、今年度の学級の時間割を作成している学級もありました。



みんなで仕事を分担して、協力して作成します。

 

新しい教科書も準備完了です。


楽しく勉強して、いろいろな発見をしてくださいね。

 

 令和5年度が桜の開花とともにスタートしました。

 児童生徒の皆さん、新たなことに挑戦し、一歩一歩成長していきましょう。

 保護者の皆様、関係機関の皆様、今年度も変わらず、学校の教育活動への理解と協力をお願いします。


修了式・離任式

 修了式では、校長先生が児童生徒の八二養ファイル(通知表)に記載されている評価の中からいくつかを紹介してくれました。
 
  
 読み書きができるようになることはもちろん大切ですが、友達のことを考えられること、優しく関わることができることは、もっともっと大切なことです。
 校長先生のお話を聞きながら、普段子供たちと関わりの少ない私の頭の中に、子供たちの心の成長が感じられる場面がいくつも浮かんできたということは、保護者の皆さん、担任の先生はもっともっとたくさんの子供たちの成長を感じ取っているのかもしれません。
 八二養ファイル(通知表)を子供と一緒に見ながら、そこに書いてあることだけでなく、今年1年の成長を思い起こすきっかけにしていただければと思います。
 
 修了式の後は、離任式が行われました。
 卒業した中学部3年生や小学部6年生も登校してきてくれました。
 

 式の後、学部ごとにお別れの会がありました。
 花束贈呈                   中学部3年5組によるエール   
  
 退場 
 
 お別れは寂しさが募りますが、新しい一歩を踏み出す希望にも満ちあふれています。
 先生たちも、子供たちも、新しい環境の中で新たな人と新たな関係性を築きながら、一歩ずつ成長してほしいと思います。

 さて、令和4年度の学校は今日で終わり、令和5年度へ向けての準備のため、4月6日(木)まで
休業となります
 関係の皆様には、1年間本校の教育活動を支えていただきありがとうございました。
 お陰様で、子供たちは着実に成長し、次の学年、学校へとステップアップすることができます。
 令和5年度も本校の教育活動への御理解・御協力をお願いいたします。