学習活動の様子をお知らせします!

八二養の日々

ラジオ体操で表彰されました!

 全国小学校ラジオ体操コンクールで、小学部4年5組が「エリア奨励賞」をいただきました。
 この賞は、『一生懸命ラジオ体操を行い、次回のコンクールに向けて飛躍が楽しみなチーム』に贈られる賞です。
 動画を見て、まねしながら一生懸命ラジオ体操に取り組んでいる様子が評価されたのだと思います。

 一生懸命取り組む姿は人の心を動かします。
 今回受賞した子供たちがラジオ体操に取り組んでいる姿は、いつでも真剣です。動画という切り取った場面の中でも、普段の様子がしっかり伝わったのだろうと思います。

 今後も継続して更に評価を高めて欲しいと思います。

 
 

自分の意思を表明する ー生徒会選挙ー

 選挙公報が掲示されたり、襷を肩から掛けた生徒が廊下を歩いていたり、生徒会選挙に向けて雰囲気が盛り上がっていました。
  
   選挙公報を見ていると、生徒会長に立候補した生徒は「安心してがんばれる学校」をテーマに掲げていました。 
 それを見た瞬間、「安心して任せられるな。」と感じました
(立候補は一人なので、信任投票となります)

 副会長立候補者は複数いるため、どの候補の公約に共感できるか、一緒にがんばろうと思えるかが投票のポイントになります。
 実際に挙げられていたキーワードは、「健康・幸せ」、「平和」、「なかよく通える」、「元気」、「楽しく、にぎやか」、「自信をもつ」です。
 さらに、立候補生徒一人一人を見ても、みんな個性的で、それぞれによさがあります。
 投票する生徒も悩んでしまうだろうな、でも、選ぶ余地があるということはどのような結果になろうとも後悔はないのかもしれないなと思いました。生徒たちには思いっきり悩んでもらって、自分の意思を投票という形で表明してもらいたいと思います。

 そして、いよいよ今日は投票日。
 体育館に設置された投票所に生徒たちが続々と投票に訪れます。 
 

 実際に投票用紙に記入して投票する子、特別に用意した写真付きの箱にボールを入れて自分の意思を表明する子など生徒たちの意思を最大限くみ取る工夫がされていました。
  
 こうした工夫のおかげで、悩んだ末に自分の中で決めた意思に従って投票ができたのかなと思います。
 15日には結果が分かるようです。
 自分たちの意思がどのように反映されたのか楽しみに待ちましょう。

共有、気付き、一歩前へ

 本日、PTA給食懇談会が開かれました。
 栄養士から給食についてのお話を聞いたあと、小学部、中学部に分かれて懇談を行いました。
 
 聞こえてきた中では、「偏食」、「食事への集中」、「肥満」についての話が中心だったように思います。
 子供の健康や家庭生活の維持に関わる大きな課題です。

 一人一人が我が子のことについて語っていくと、「分かる~」「うちもそう!」そんな共感の声が一斉に上がります。
 そして、チャレンジした経験を紹介し合う中で「それいいね!」「こういうやり方でもいいのかな?」お互いの情報を共有することで新たな気付きが生まれる様子も見ることができました。
 同じような思いをもって共感し合い、好事例を共有することで、前を向いて進んでいけるのだと思います。

 場を設定したPTA研修委員会の皆さん、司会進行を務めたお母さんGood Job!
 
 我が子について楽しく語るお母さん、お父さんたちでしたが、その語りの中に、葛藤や深く悩んだ跡が確かにあったのを感じました。そういう気持ちと上手く折り合いを付けたり、乗り越えたりしながら子供たちと関わってきているのだということを改めて認識する機会になりました。
 今日は、私たちの代表として二名の先生が懇談に参加していましたが、もし悩んだり、分からなくなったりしたときには、誰でもかまいません、いつでも声を掛けてください。100点の答えは持ち合わせていませんが、次につながる気付きを一緒に生み出しましょう。
 


「ありがとう」を形に

 小学部1年生の子供たちは、勤労感謝の日を前に、自分たちの学校生活を支えてくれている人たちのところを訪問して、お仕事の様子を見学させてもらいました。
 
事務室              食堂               保健室
 
  
 いろいろな部屋を訪ねて、いつもありがとうの気持ちを伝えていきました。

 その中で、今回、特別に感謝の気持ちを伝えることにしたのは、子供たちが毎日お世話になっているスクールバスの運転手さんです。
 毎日顔を合わせて、優しく声を掛けてくれる運転手さんにはとても親しみがあります。
 お父さんにも似た安心感があるのかもしれません。
 子供たちは、感謝の気持ちを伝えるため、がんばって制作に取り組みました。 

  
 毎朝、子供たちは、声を出す、手を挙げる、ハイタッチする、お辞儀する、それぞれのやり方で「ありがとうございました。」そう言ってスクールバスを降りてきます。

 みんなそういう気持ちをもっているのは確かです。今回の取組では、改めて「ありがとう」の気持ちを形にする学習に取り組みました。その過程で、子供たちの中に感謝という気持ちがより明確になったのではないかと思います。
 
 それを受け取る運転手さんたちもちょっと特別な感謝の伝えられ方をしたことが嬉しかったようで、笑顔の絶えない感謝を伝える会になりました。
 
   
「ありがとう」の言葉も大事。ときにはそれを形にすることも大事。
運転手さんの笑顔を見てそう思いました。子供たちを見習おう、そう思います。

こだわりと情熱を感じた「デーリー東北」訪問

 私は、前日の深夜、サッカーW杯で日本がドイツに勝つ瞬間を見ていました。
 翌日デーリー東北新聞社さんにいくことになっていた私の頭の中には、喜びと同時にこの記事は明日の朝刊に間に合うのか?どうやって間に合わせるのだろう?という疑問が渦巻いていました。

 そんなわけで、
今日は、6年生の子供たちと一緒に新聞ができるまでの過程をわくわくしながら学んできました。 

 

 新聞作りの仕事は、そのほとんどが夕方から深夜にかけての作業だそうです。
 
原稿の締切は0時。「ぼくは寝ている時間だな。」とぼそっと呟いた児童がいました。

 そして、締切に間に合わせるように記事を書き、何度もチェックをし、印刷も気温や湿度にまで気を遣ってきれいな読みやすい紙面作る過程を教えていただきました。
 
 ちなみに、昨晩のW杯の記事の締切は特例の午前1時30分。そこからの編集作業を行って朝刊に間に合わせたのだそうです。今日の朝刊の記事の編集画面を見せていただき、新聞と見比べた子供たちは、その作業の細かさと現実感に、「同じだ。」「すげえ。」「これやってたの。」と驚きを隠せません。

 朝一番に私たちの家庭に、新しくて、正確な情報を届けるための様々な工夫やこだわり、そしてそれを支える情熱を肌で感じた子供たちは、「明日は何が載っているかな?」と期待が膨らみます。もちろん、訪問者として自分たちの写真が載ることも期待感のアップに貢献していることは言うまでもありません。